| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

『殺し、失い、得たもの。』

作者:零那
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

『組長』



ヤクザの組長。
父親的存在。
義理人情の塊。

助けを求めると即、駆けつけてくれる。
強がってる時でさえ見抜くから、零は泣かされてばっかり。
零の本音を読むのが得意。

基本的には激甘なくらい優しい。
普段怒鳴る事は無い。
時々厳しく叱咤。
その時は相当怖い。
情が相当深い。


『蓮のツレ』

いっつも皆で馬鹿やってる。
幼稚な遊びで騒いでる。
単なるガキ。
頭弱いし喧嘩も弱い。
そのくせイキッとる。
で、目ぇつけられてフルボッコ。
馬鹿過ぎて笑える。

そんな馬鹿な奴やけど人間らしい人間。
本能に正直で、計算も駆け引きも裏表も無い。
『今』を楽しく生きることに重きを置いてる。

先のことは考えん。
やりたいことをやる。
怖いモンやか何もない。

零も同じ。
怖いモンも失うモンも、そんなん何ひとつ無かった。
何も持ってない。
何も要らん。
やりたいことやって怒られたって、捕まったって、死んでしもたって、どうでもええ。
関係ない。
後悔やかせん。
そんなスタンス。

1日、どう楽しく過ごせれるか、其れが日々の課題。
それぞれ、暗い闇を思い起こさずに済むか...

好奇心、拒絶、意外にハマッたり、色んなアソビを持ってくる。
おもろい馬鹿な奴等。
根が優しくて、良い奴ばっか。


 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧