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『Overflow』

作者:零那
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『Lonely』



誰にも何も理解されない。
そんなの当たり前。
『普通』じゃ無いから。
でもそんなのどうでも良い。

理解されたかったわけじゃ無い。
誰も居ないのが哀しかったのかも知れない。

独りで良い。
独りが良い。
独りじゃないといけない。

そう思ったのは何故?
解らない。
でも、誰にも解らないなら虚しくなるだけでしょ?
だったら独りのが良いよね?

独りだと割り切れるし。
誰か居るくせに理解して貰えないとか更に辛いし。
ほら、だからやっぱり独りが良いよね。

そうゆうこと。
そうゆうことなんだよ。
人間なんて弱い。
強くなりたいなんて言ってても所詮弱い生き物。

拠り所や居場所を欲しがる。
そんなの無いって解ってるくせに。
求めてしまうから落ち込むんだって解ってるくせに。

そう、ほら。
ほら、やっぱり。

人間なんて所詮弱い生き物。
虚しい生き物。


 
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