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1.東方神無異伝

作者:クシャル
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さようなら、また会う日まで

ガクンッと膝をついて吐血する白夜。

何処からかガラスが割れたような音がする。

白「くそッ••••、力が維持できない••••••。

これが、最後か••••。」

白夜に手に一枚の透明なカードが出現する。

「そ、それは••••、嫌だ!

まだ消えたくない!

止めてくれえええええ‼︎」

白「在るべき者は在るべき場所へ。

現幻滅「消滅」ーーー」

そう静かに言うと、白夜を襲った神々は次から次へと消えていく。

しかし、ゼウスだけはその場にいて、目には光が戻る。

ゼウス以外の神々は皆消滅していった。

存在した過去も現在も無くなってしまったのだった。




レ「白夜あああ‼︎」

レミリアはいち早く白夜の元へと駆け寄る。

しかし、その時にはすでに白夜は虫の息で、消えかかっていた。

レ「白夜!

目を覚まして、白夜あああ!

うわあああぁぁぁああ‼︎」

レミリアは汚れることも構わず血塗れの白夜を泣きながら抱きしめる。

血で濡れた透明のカードが白夜の手から滑り落ち、割れて消えてしまった。

レ「白夜あ、白夜あああ••••••••‼︎」

白「••••••••れ、みり••••あ••••••?

どうして、泣いてるんだ••••?

どうして、みんな••••悲しそうな、顔をするんだ••••••?」

霊「貴女、大馬鹿者よ••••••‼︎

私たちのために、無茶をして••••••!」

フ「何で、何で白が消えなくちゃいけないの?

白、何にも悪いことしてないよ、なのにどうして、白が••••••!」

白「言った、だろ?

俺は、存在自体が、禁忌••••だって••••••。」

?「それは違うよ。」

誰かが白夜たちの会話の中に闖入する。

白「••••おや、じ?」

そう、ゼウスだった。

ゼウスは少し悲しそうな顔をする。

ゼ「もう、父さんとは呼んでくれないんだね。」

白「じょー、だん、だよ、久しぶり、父さん••••。

何で、父さんまで悲しそうな顔をするの••••?」

ゼ「白夜が消えてしまうからだよ、養子でも、僕たちの子供には変わりない。

君は愛されてないと思うかもしれない、でも僕たちは偽りじゃなく、確かに君を愛してる。

だから、独りだとは思わないで、君が消えて悲しむ人はたくさんいる。

現に君の周りにたくさん集まってくれてるじゃないか。」

白「そう••••、俺は、独り、じゃない、のか••••••••。

なんか、微妙、だな••••••。

嬉しい、のかな••••••。」

白夜は少し嬉しさと悲しさが混じった顔を向ける。

白「あぁ••••、新月だな••••。

俺に力を貸してくれた、優しい月••••••••。

でも、もう••••お別れだな••••••、幻想郷のみんなとも••••父さんとも••••••。

短い間だったけど、楽しかった••••、ありがとう••••••。」

レ「何言ってるのよ!

冗談でしょう⁉︎

いつもみたいに、死んだふりをして••••••ッ!」

白「••••ーーー」

白夜は霧のように空の彼方へと消え去った。

その日、幻想郷は涙で溢れた。

そして、その次の日から、禍 白夜という存在を覚えているものはいなくなった。

















































白『また会う日まで、さようなら。

いつかきっと、再会する日を待っているよ。

その日まで涙が流れないように、俺のことは忘れて

“つぎ会う時は、嬉し涙が流れるように••••"』 
 

 
後書き
東方神無異伝、完!




































なんて言いません!

次回から最新物語!

舞台はなんと剣と魔法の世界⁉︎

勇者なんかやるわけない!

まだまだ続く、神外物語!

次回、友人救出物語 〜ただし嫌いな人間はボコる〜 
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