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大陸の妖精

作者:sinの妖精
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交わる大地と雨

 
前書き
ここから話し進むの早いです

 

 
ファントムの最終兵器を止めるため、アルトはエレメント4の一人、大海のジュビアと対峙していた



ジュビア「ジュビアは許さない!!!!ルーシィを決して許さない!!!!」


アルト「あっつ!熱湯!!?」


怒るジュビアは身体を液状に変化させアルトに襲いかかる



ジュビア「シエラァ!!!!」


アルト「ぐぁっ!!」ジュウ


ジュビアの突進をかわそうとしたアルトだったが、あまりの早さに避けきれず熱湯が身体をかすめた



アルト「なんて速さだ!避けきれねェ!!」


ジュビア「シエラァァ!!!!」


アルト「うぉおっ・・・!!」


再び突進してくるジュビアをかろうじて避ける



アルト「とにかく、時間をかせいでアイツを倒す策を立てねえと!」


アルトは窓を突き破ってファントム本部の内部に逃げ込む



アルト「メテオ・ウィザスター!!!」


追ってくるジュビアを巨大な衝撃波の塊が襲う


しかし、ジュビアは大量の熱湯をぶつけ衝撃波を相殺する



アルト「ウソだろ!?俺の衝撃波がかき消されるなんて!!」


ジュビア「ジュビアのジェラシーは にえたぎっているの!!!」


アルト「はぁ!?なんじゃそりゃァ!!」


ジュビア「シエラァァァ!!!」


アルト「ぐおぉぉォオオ!!!」


ジュビアの熱湯をまともに食らい、そのあまりの高温にアルトの身体はかなり重度な火傷を負う


ジュビアはアルトを熱湯に包んだまま、屋外へ放り出す



アルト「熱ちち・・・このやろォ、調子に乗るなよ!!」


ジュビア「!?」


アルト「ウィブラル・バイン!!」ブォォン


アルトの拳から放たれる強烈な振動波がジュビアを襲う



ジュビア「う゛ぁっ・・・!!!」ブルッ


アルト「いくら液状でも振動は受け流せねえだろ!!」


あまりのダメージにジュビアの身体が液状から元に戻る



アルト「もらったぁァ!!」


ジュビア「!!」


ひるんでいるジュビアをそのまま地面に押し伏せる



ジュビア「そ、そんな・・・水で出来ているジュビアにダメージを・・・」


アルト「残念だったな、おとなしく観念―――――・・・?」ムニュン


アルトは左手に感じる柔らかな感触に気付く



ジュビア「しかも・・・/////」


アルト「あ゛っ・・・!!!」




押し伏せるときにジュビアの胸を鷲掴みにしていたようだ




アルト「待っ・・・これはっ・・・ごめん!!わざとじゃないんだ!!」


ジュビア「(ジュビア・・・恥ずかしい・・・いっそこのまま・・・あなたの手で・・・/////)」


慌てるアルトは急いでジュビアの上から飛びのいた



アルト「と、とにかく本当ごめん!!」


ジュビア「!!(私にとどめを刺さなかった!?・・・なぜ!!?やさしすぎる!!!)」


アルト「し・・・仕切りなおしだ!!」


ジュビア「ダメよ・・・」


アルト「!?」


戦いを続けようとするアルトにジュビアがゆっくりと口を開く



ジュビア「ジュビアにはあなたを傷つける事はできない」


アルト「?・・・どういう事だ?負けを認めちまうって事か・・・?」


ジュビア「ジュビアはルーシィより強い・・・ジュビアならあなたを守ってあげられる」


アルト「守る・・・って、俺はアンタらにとって敵だぜ?それなのになんで俺を・・・?」


ジュビア「そ・・・・・それは・・・あの・・・/////」


赤く染まった顔を隠すように俯きながら言い淀む



ジュビア「あ・・・あなたの事が・・・す・・・好・・・」


アルト「・・・ていうか、雨がさっきよりも強くなってる気が・・・」


ジュビア「ジュビアじれったい!!!」


ジュビアは気恥ずかしさでうまく想いを伝えることが出来ないでいた





アルト「ったく、うっとおしい雨だなぁ」




アルトの一言でジュビアの表情が一変する



ジュビア「(この人も・・・今までの人と同じ・・・)」


アルト「普段降る雨だったら嬉し―――」


ジュビア「同じなのねーっ!!!!」


アルト「えぇぇ!!急にどうした!?」


再び湯気を吹きだし、身体を熱湯へと変化させるジュビア



アルト「やるならやってやるぞ!!」


ジュビア「(ジュビア・・・もう恋なんていらないっ!!!)」


アルト「ぐおっ!!」


先ほどよりも高温の熱湯がアルトを包む



アルト「もう一度食らわせてやる!ウィブラ―――熱ちっ!!」


ジュビア「(いらないっ!!)」


アルト「ぐっ・・・さっきよりも熱い・・・!!」


そのまま熱湯の渦に流されるアルト



アルト「うわぁああぁ!!」



ジュビア「(ジュビアは雨女・・・)」


「ジュビアちゃんは遠足休んでほしいよな」


「アイツがいるといつも雨降るし」




ジュビア「(ジュビアはエレメント4!!!)」


「何でいつも雨なんだよ!!!」


「君とは釣りにもキャンプにもいけないじゃないか!!もう別れてくれないかな」




ジュビア「(ファントムの魔導士!!!)」


アルト「くっ・・・!!」


熱湯の渦を抜け出し、その場に転がるアルト


しかし、熱湯のジュビアが再びアルトに襲いかかる



アルト「負けられねェ・・・こんなとこで負けてられるかァァ!!!」


ジュビア「シエラァァァァ!!!」


アルト「うぉぉぉ!!!」


アルトが振動と衝撃を混ぜ合わせた波動を拳に纏う


そして拳を襲いかかってくるジュビアにぶつける



アルト「ォォオオオ!!」ドォッ


アルトの魔力により、周りの雨粒が弾ける



ジュビア「雨を吹き飛ばして・・・なんて魔力!!?」


アルト「吹き飛べぇぇぇ!!!」ゴォォォォ


ジュビア「ああああああああっ!!!!」


アルトが打ち出す波動の拳はジュビアを殴り飛ばし、その余波で雨雲を吹き飛ばした


雨雲が消え去り、まぶしい太陽の光が差し込む





ジュビア「ジュビアは・・・負けた!?」


アルト「どーよ、熱は冷めたか?」


ジュビア「あれ・・・?」


仰向けで倒れたジュビアの目に飛び込んできたのは綺麗で壮大な青空



ジュビア「雨・・・やんでる・・・」


アルト「よーし、やっと晴れたか・・・!!」


ジュビア「(これが・・・青空・・・きれい・・・)」


アルト「やっぱ、雨もいいけど晴れが一番だな!!」


ジュビア「!!」


アルトの一言にジュビアがピクリと反応する



ジュビア「今・・・雨がいいって・・・!?」


アルト「あぁ 戦ってる時の雨はうっとおしいけど、普段降る雨なら大歓迎だ!」


ジュビア「ど・・・どうして・・・?」


アルト「うちのギルドは気楽な奴が多いから雨の日とかは仕事行く奴少ないんだ」


アルトが柔らかな表情で話す



アルト「だから雨の日は皆そろってギルドで騒いだりしてさぁ・・・楽しいんだよこれが」


ジュビア「でも・・・雨の日は・・・デートにいけない・・・」


アルト「デート?」


ジュビア「釣りにも、キャンプにも・・・いけない」


暗い表情を浮かべるジュビアが細々とした声で話す



アルト「いいじゃねえか別に、本当に好きな人となら何処だろうと一緒にいるだけで嬉しいもんさ」


ジュビア「!!!」


アルト「つっても、俺 恋人とか出来たことねえからよく分かんないけどな」


照れたように笑うアルト


一方でジュビアはアルトの言葉に胸打たれ目に涙を浮かべていた



アルト「さて・・・晴れた事だし、続きやんのか?」


得意げな表情で問いかけるアルト


太陽の光がうまい具合に差し込み、アルトの表情がより鮮明に窺える



その姿を見たジュビアは


ジュビア「♡」キャピン♡ キュー・・・


目をハートにした後、その場に倒れこむのであった




ファントムの最終兵器発動まで あと「3分」

 
 

 
後書き
一応ジュビア攻略。

 
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