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魔法科高校~黒衣の人間主神~

作者:黒鐡
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九校戦編〈上〉
  九校戦一日目(2)×バトル・ボード予選とティータイム

「女子には結構しんどい競技だが、ほのかは体力トレーニングをしてきた訳だが体調管理は大丈夫か?」

「大丈夫です。一真さんからの指示でずっと続けてますし、選手に選ばれてからは睡眠も長めに取るようにしてますから」

「うーん、少し緊張や興奮と言った精神疲労というのを感じるな。少しだけ頭を触れるけど、いいか?」

そう言った後に、俺は席を立ち上がってからほのかの頭に触れてから数分経つ。エリカは何しているのかを聞きたがっていたが、深雪が静かにと言ってくれたからなのか集中ができた。そしたらほのかが一瞬全身光輝いたけど、光の粒子を身体の中に入れた。

「で、一真君は何してたの?」

「俺には自分では分からない精神疲労というのがあるのさ、だから俺が太陽光から集めたのを体内に注入した事で精神疲労を回復させたという事。幹比古なら仙術って言えば分かるだろう」

幹比古に振ったのか、エリカやレオが幹比古に仙術って何?みたいな感じだったから困っていたけど、まあいいや。ほのかの体力不足を一瞬で見て分かったので、九校戦までの訓練は魔法と体力トレーニングを行った。発足式からはコーチとなり、深雪達を指示していたが各それぞれはちゃんと言う事を聞いていたので安心。

「まあそれにほのかの試合を見る立場であり、選手側の立場もあるからな。だから試合も見れるし、光属性の使い方も俺の方が熟知しているからいろいろと策を一緒に考えたりした」

「一真さんは三種目だから、技術スタッフでもあり選手でもあるから、私はほのかより一真さんの方が心配」

「俺の方は大丈夫だ。普通の高校生より体力あるからさ、それにバトル・ボードは担当ではないけど補助的な部分は見るさ。さて俺の心配よりも今見るレースを楽しもうじゃないか」

そう言うとコース整備が終わり、選手がコールされる。スタートラインに四人の選手がいるが、そもそも水上コースなのでラインが引きようがない。ただ横一列に並んでいるが、渡辺先輩は仁王立ちみたいに立っていたが他の選手は片膝立ちで構えていた。バランス感覚が違うからなのかなとも思えたが、まるで女王様のようにも見えたような気がする。

「うわっ、相変わらず偉そうな女・・・・」

エリカの呟きを聞いて俺はため息をつくが、渡辺先輩とエリカは千葉修次と恋仲の関係なので毛嫌いしている。敵意剥き出しだが、エリカの左右に座っているレオと美月も聞かなかった事な雰囲気となっていた。空中に飛行船で吊るされている大型ディスプレイに、四人の選手がアップされるが渡辺先輩は不敵な笑みだった。

『第一高校三年、渡辺摩利さん』

と選手紹介アナウンスにより、渡辺先輩の名が呼ばれた時に黄色い歓声が客席にいるファンたちが歓喜する。主に最前列付近にいる一高の女子たちだろうか。手を挙げて歓声に応える渡辺先輩を、黄色い絶叫というバカデカイ音量で増した。

「うわぁ~」

「なーんでウチの先輩達には、あんなに熱心なファンがいるんだ~?非公式のファンクラブでもあるのかな?」

「恐らくですが、非公式かと思われます。『拠点で言うなら二大お姉様でしょうか?』渡辺先輩は格好いいですから」

脳量子波で来たが、まあ拠点で言うならそう言うかもしれないがここでは言わない言葉だからか懐かしく感じた。会長以上に男女問わずの熱心なファンというのは、九校戦開催されるまで知らなかった。それに熱気も凄いなと思った。バトル・ボードは真夏の水上競技だから水着ではなく、身体に貼り付くウェットスーツに各高校のロゴが大きくカラフルに入っている。

『用意』

スピーカーから、合図が流れる。空砲が鳴らされてから競技が始まったが、スタートと同時に加速していったら他校選手が何かやらかした。

「自爆戦術?」

呆れ声で呟いたエリカ。俺も呆れて見ていたので、声も出さないでいた。スタート直後に四高選手が、後方の水面を爆破した。大波を作ってサーフィンの要領で推進力として利用と同時に他校選手を撹乱目的だったようだが、自分で作った大波をコントロールする事が出来ずにバランスを崩してしまったアホな選手だった。そうなるんだったらやるなよなと言いたい。

「あっ、持ち直したぜ」

荒波を作ってどうしようもない時に、スタートダッシュ時に混乱に巻き込まれずに独走状態に入っていた。水面を滑らかに進む渡辺先輩のボードを動かしているのは移動魔法ではなく、ボードと自分自身を一つのシンボルとして硬化させているのだろう。俺もそれ使った事あるから、一発で見抜いたがボードと身体、二つの対象物に同時に移動魔法をかけているか。どちらにしても、魔法をかける対象物を余程明確に定義しない限り可能な事ではないがボードで水をつかみ直角の曲がり角を鮮やかにターン。

「硬化魔法の応用と移動魔法のマルチキャストか」

魔法式の解析ではなく、水上を走る姿だけで見抜いたがこれについては心眼や今までやってきた体験を元に見抜いている。

「硬化魔法?」

耳聡いのか、問い掛けてきたレオだった。自分自身の得意魔法だけあるのか、無関心ではなかろう。

「何を硬化させているんだ?」

「ボードから落ちないように、自分とボードを固定しているのさ」

俺の言葉にピンと来なかったからなのか、頭の上に疑問符が出たレオだった。まあ俺もそれだけで理解しろなんて言う鬼畜ではないからか、続けて言った。

「硬化魔法は、物質の強度を高める魔法ではない。パーツの相対位置を固定する魔法だから、それくらいは理解しているよな?」

「そりゃ、実際使っている魔法だからな」

「渡辺先輩の場合は自分とボードを一つにする事なので固定をするパーツとなっている。人間とボードを一つにした物として、移動魔法をかけている。常駐ではなく、硬化魔法と移動魔法も、コースの変化に合わせて持続距離を定義して前後の魔法と被らないようにしている」

「へぇ・・・・」

自分の得意魔法故に、それが高度な技術だと言う事はレオも理解している。まあこれはこれで面白いと思い、空間から出した小さなパソコンを出してから硬化魔法の応用を兼ねた設計図を作りながら俺は見ていた。それも設計図というのをキーボードに打ちながら試合を見ているので、エリカやレオは試合よりも俺が出したのを見ていた。

「うわぁ~。相変わらず速いなぁ」

「俺も同感だぜ、それも試合を見ながら何かをしているなんて技術スタッフでも出来ない事だぜ」

「お兄様?」

「ん~、何か作れそうだから何か打っているだけだ。あまり気にするな、ほ~う、上り坂を加速魔法や振動魔法を併用しているようだ」

深雪が何か質問されたが、競技を見ながら打ち込んでいる様子を見ていた。が、画面は何を打っているのか分からないので競技を見ていたが、水流に逆らって昇って行くのと外部から受けた加速のベクトルを逆転さえる術式である加速魔法と逆位相の波を作り出して造波抵抗を弱める魔法も使われている模様。俺が使うとするなら、ボードに風術と水術でやるけど。

「常時、三種類から四種類の魔法をマルチキャストをしているのは並みの魔法師ではなさそうだな(現代魔法ではの事だが)」

一つ一つの魔法はそれほど強力ではないが、組み合せが絶妙に思えた。芸術の域まで高められた高速高精度の魔法で観客たちを圧倒した会長に対して、渡辺先輩は臨機応変多種多彩、虹のように重ね合わせた魔法で観客を魅了していた。どちたも高校生のレベルではないが、坂を昇ってからの滝からジャンプ後の着水と共に水面が大きく波打つので、後方にいた選手たちを巻き込む形で落水寸前に追い込んだ。

「戦術家のようだな・・・・」

「性格が悪いだけよ」

俺の呟きに、エリカが憎まれ口で応じた。特に反論はしないが、性格が悪いと言うのは戦術家としては褒め言葉のようなもんだ。一周目のコース半周で渡辺先輩の勝利は確実となったのだった。今日のバトル・ボードは予選のみで昼食後に第四レースから第六レースが行われる。午後はスピード・シューティングの準々決勝と決勝を観戦する事にして、俺は皆と別れた。

深雪もエリカ達と一緒に行かせてから、一緒に見ていた蒼太と桜花達三人に深夜、穂波さん、真夜と合流した。八人でホテルに戻ってから、高級士官用客室へ向かう。今日の朝鍛錬で昼間空いたらなという約束を果たす為であったが、俺だけじゃなくて蒼太達も行くと言い出したために大勢を纏めてから行ったけどな。玄信の階級は少佐だが、その戦歴と率いる部隊の特殊性から軍内では階級以上の待遇を受けるそうだ。本来ならば、大佐クラスが使用する広い客室にルームサービスのティーセットを並べて玄信は大隊の幹部と共に一服していたようだ。ただしいきなりの大勢だったのか警備兵(玄信の部下)も一人のはずが大勢来たため戸惑っていた。こいつは俺の部下ではないからだ。

「少佐、お客様がお見えになりましたが、私が聞いている範囲を超えた人数が来ています」

「何?大勢だと。何人来ているんだ?」

「全員合せて9名です」

俺達が入る前に、警備兵が一人ではなく九名なので、先に中に入り確認をした警備兵だった。そして中から聞こえてきた会話だったが、俺らが入った後にドアに鍵をかけて防音結界と人払いの結界を張ってから俺は擬態前の姿となった。その姿は国連軍第00独立特殊機動部隊ブラック・シャークの大隊長兼司令官をしていた織斑一真少将の姿になった。

「なんとまあ、まさかここで織斑少将を見るとは思わなかったな」

「机はどうしましょうか?『俺に任せな、響子』あら、名前で呼んでくれるのもあの時振りね」

そう言いながら玄信達は立ち上がり全員敬礼をしてから、俺が指を鳴らすと机が一つしかなかった机が二つとなり椅子も創造して創らせたのを置いてから俺達は座った。まあ蒼太は俺の護衛者であるが、今回は深夜達と一緒にさせてから俺は響子の隣に座った。ホントなら俺が少将という呼称で呼んではならないし、国防陸軍第一○一旅団独立魔装大隊とは関係ないけどここにいるのは、別外史では部下として一緒に任務を全うした戦友達だ。それにここにいる全員が20~29と歳は停まっているので、俺らとは同じ年代でもある。テーブルは円形で独立魔装大隊のティータイムは円卓の精神をモットーにしていると聞いた事がある。このテーブルはここにある物ではなく、玄信がわざわざ運び込んだのだろうな。

「ここにいるのは全員大人だが、ティーカップで乾杯というのはシャレにならんな」

「しょうがないですよ、織斑少将。ここにいるのは大人だが、あなたは午後から擬態後の学生姿となるのですからな」

「朝の鍛錬振りだが、まあしょうがない。今度飲みに行かないか?無論ここにいる全員とな、もちろん場所は地上じゃなくてここの真上上空にいるトレミーで」

「それはいいですな」

「あとコイツらも出すか、来い!ドライグ、サマエル、グレンデル、ペルセフォネ!」

そう言いながらティーカップを渡してくる響子に礼を言ってから、ソーサーごと受け取った。あと深夜達とは障壁を作る事で、あちらの会話は一切入ってこないようにしたけど。たまには、女性同士で話したい事はあるんじゃないかと思っての俺の計らいだったが、蒼太だけは俺の隣に座っている。響子はレディーススーツを身に着けている。なので蒼い翼の若手女性秘書的な雰囲気を出していた。あと俺の中にいるドライグ達がうるさいので、外に出してやった。

「その服装していると拠点にいる蒼い翼で働いている秘書を思い出すな」

「それは私も思いましたわ、もしかして朱璃さんですか?」

「まあな」

拠点にいる蒼い翼秘書はたくさんいるが、古参なのが姫島朱璃さんだ。バラキエルの妻で朱乃の母親で、現在は娘と共に蒼い翼で働いている。この場にいる玄信達もスーツ上下やシャツ・上着なしの平服姿で私服のような感じのようだったけど。

「ドライグ達も見るのは久し振りよね、でもまさかグレンデルまでいるとは思わなかったけど」

『俺を知らないという事は、俺様が一真の旦那の仲間になる前なのか?』

『恐らくそうだろうよ、俺達は知っているがグレンデルが仲間になったのは最近のように思えるからな』

「あちらはあちらで盛り上がっているが、こちらも乾杯をしようか。織斑少将とドライグ達の再会を祝して乾杯」

『乾杯』

ホントはめでたい席には紅茶にブランデーを入れる幸典だったが、医者の不衛生というのはどうかと俺も思いたいが軍医兼カウンセラーの時があったのか同じ気持ちとなってしまう事がしばしばある。山中幸典軍医少佐は一級の治癒魔法師だからなのか、たまに先生と呼ぶ響子が嘆いていたけど。こいつらは幹部でもあるが、正直俺はこいつらの元部下だけなのにどうしても呼称は織斑少将となってしまう。擬態後の姿でもな。

「お前らは相変わらずだな、俺の事も擬態してもしなくとも呼称で呼んでしまうからな。たまに俺もドキっとする」

「まあそれはしょうがないですよ、俺達も自然と口に出してしまいますからな。それに今日の鍛錬でもまた勝てないのは悔しいところです」

「私も覚醒してからも軍医をやってますが、織斑少将の治癒に関しましては私以上ですよ。最早神の力とも言いますが」

「それで?サード・アイのあれはどうなった」

「お陰で助かりましたよ、それと黒鐵改専用のは僕だけでは出来ない事なので」

長距離・微細・精密照準システムは立派にテストしてみせたからなのか、こちらが使う黒鐵改専用サード・アイは調子が良い。ここにいるメンツ達は今日の朝にも会っているし、響子と真夜専用ISを一から創り出せるのは俺だけ。だからなのか全然久しぶりという感覚ではなく、昨日会った友達感覚である。話題は昨日の賊についてになっていたけど、ここからは隣でお喋りしていた深夜達の障壁をなくして話していた。

「やはり昨日の賊は、無頭竜でしたか」

「ああ。だが目的までは分からなかった、ここで何をしようとしていたのか話をしてくれない。尋問中であるが、もしかしたら一真さんの力を借りる事になりましょう」

「軍医少佐であるあなたなら、簡単に口を割らせる事が可能でしょ?『今はまだ積極的ではないのでね』なるほど」

「それにしても昨夜は活躍していたわね、私は遥か上空にいたけど」

「俺と精霊魔法を使う友人を見ていたのですよ、で、賊が来ていると風の精霊が探査と索敵をしてくれましたから。俺と友人だけで片付けたのです。ホントはもっといたのでしょう?」

風の精霊の索敵と探査をした結果、あの場にいたのは10人だったがホントはもっとたくさんいた。40人くらい敷地外にいたが、そいつらは深夜達で無力化した後にそいつらを敷地内にいる玄信に纏めて渡したからだ。40人をたった数人で片付けるのはさすがのIS部隊であると思えた。響子はIS起動は最近してないと言っていたからなのか、試し撃ちやビット操作をしていたけど。

「そんで俺は蒼い翼特別推薦枠で、選手兼技術としてやってますよ」

「ほう。一真さんがその枠を使って選手兼技術とは。チームメイトは『トーラス・シルバー』の事を知っているのですかな?」

「それは一応秘密ですからな、それに選手としては恐らくハンデ付きで行うでしょうな。こんな高校生の大会に出るほどのレベル違いではあるけど、一応高校生とした技術を持っているというだけです。それと俺の端末には自立支援型AIゼロがいるのをお忘れなく」

「選手としては何に出るの?」

「三種目で、スピード・シューティング、バトル・ボード、アイス・ピラーズ・ブレイクに出場する予定です。もちろん技術スタッフとしてもやりますから、五分五分の分身体を技術スタッフに潜り込ませますからな」

「一真さんはエレメンツ使いとしてどの属性でも使えるからなのか、楽しみだわ」

グラビティー・バーストにマテリアル・バーストや雲散霧消(ミスト・ディスパージョン)は機密指定として使えないから、違反ともなるがエレメンツ使いの本気を出せば殺傷能力が出るのも使えるし、俺の場合はデバイス無しでも使えるがここはデバイスを使った魔法を競う大会だから、一応デバイスを持ってきている。ただし低スペック風に見えるが、高スペックので全ての属性使用可能となった。

「それにフラッシュ・キャストも一応四葉家の秘匿技術ですよ、響子。高校生の競技会に雲散霧消(ミスト・ディスパージョン)やグラビティー・バーストは使いませんが、滅と無効化は使いますよ?もちろんどんな魔法か理解不能のだから、使用可能となったけどね」

「十文字家の『ファランクス』は防御用魔法に分類されるから、殺傷性ランク対象外です。あと七草家の『魔弾の射手』はフレキシブルな威力設定がセールスポイントで、殺傷力は事後的に評価されてます。物質を分子レベルまで分解する『雲散霧消(ミスト・ディスパージョン)』は殺傷性ランクは上でありますが、未知なる魔力である滅と無効化を使えばいくら有能な魔法師でも理解はできませんよ」

「蒼太の言う通りですけど、殺傷性ランクの規制は対人影響の可能性がある競技に掛けられているから、一真さんが出場する早撃ちと破壊のは対象外なんですよ」

「どちらにしても軍事機密指定の魔法を衆人環視の競技会で使う訳にはいかないだろうさ、だがまあ『滅と無効化』については秒殺でしたな。拠点にいるリアスさん達が懐かしく感じますな」

「それに神器である赤龍帝の籠手でのドラゴンブラスターや反射の力も使えるからな、ティアは深雪のところにいるからなのか禁手化できるようになった」

「五大龍王で禁手化はヴリトラ使いとファーブニルとそしてティアマットですか。ますます強力になりましたな」

困ったもんだと思ったら拠点にいる者たちが懐かしく感じたのだった。俺が使える力は神の力は次の通りだ。

『創造から破壊あるいは再生』『時間操作』『重力制御・空間切断または空間移動』『浄化』『大天使化(神化)』『大閻魔化(神化)』『滅』『回復』『死者蘇生(上限なし)』『無効化』『神召喚』『聖なる力や魔力と神の力は無限大』

合計11個あるが、説明は面倒なので別外史に載っているのでそれを見てほしいもんだ。あとは聖剣エクスカリバーと銃とISと最終手段としては自ら黒鐵改を呼んで自ら呪文を言いながら黒鐵改を登場させるか、ロストドライバーとガイアメモリでなれる簡易型赤白龍神皇帝である。これについてはタイプゼットンしか効果がない代物で、簡易型赤白龍神皇帝はデメリットはないが、黒鐵改は長時間使うと疲労感が凄くなる事と力が重力制御と空間切断しか使えない事だ。最近ではサード・アイを使った対ドウター戦の時のみ使うけどね。

「あとこれを渡しておく、ゲートが開いたままのを閉じさせる方法をな」

この後話したが、やはり俺達の予感は当たるようだ。なのでもし小型ゲートが出てきたら俺らが使っているハンドガンタイプのを使った簡易型重力球でゲートを閉じる事が出来るメモリである『gravity』を一つだけ預けたが、大事なもんなのでこれの管理は繁留に任せた後に俺達は退出する前に擬態化を終わらせてから退出したのだった。 
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