黒子の怪異(動画寄り
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いつもの日常から…3
前書き
短いです。え、短いよ?ごめんなさいw
……数分歩いたところで、黒子は何かを感じ取ったのか何なのか、足を止めて振り返る。
「……………。」
視 線 を、 感 じ る 。
体育館で同じように感じだものが、一人になったところで、再び感じられるようになったのだ。
だがしかし、後ろにには誰もいないし、もちろん隣にも誰も居ない。
周りは住宅街なので、明かりはぽつぽつとついていたりするのだが、この通路には、黒子以外の人はいない。
…ならば、この視線はどこから————?
「………?」
黒子は地味につーっと自分の頬を伝る汗を拭きとる。その間も周囲の警戒はしっかりとしながらも。
…やっぱり感じるのだ。なにか、彼もじっと見つめているような視線が。
「…………………っ!?」
何かに引っ張られるような、落とされたような、そんな感覚が一瞬したかと思うと。
突然、彼の目の前は、真っ暗になった——————。
自分でも何が起きたのか、まったく分からない。
何かが起きたことだけは、自分の今見ているこの闇が伝えているので、確かであるが……。
そんな時、…ふと、黒子の耳元で、声が聞こえてきた。
だが、その声は、声と呼ぶには不気味な、男女の声が混ざったような違和感のある声が黒子にねだるような感じで囁きかけてくる。
—————— チ ョ ウ 、 ダ 、 イ
その声と共に聞こえてきた、おかしな笑い声。人の笑い声に聞こえないような声だったが…。
そんな声が聞こえてからすぐに、黒子の意識は途絶えてしまった……。
後書き
…書いてて楽しいです。私が影薄いこの主人公が大好きなので、色々美味しい設定が…(コホン)
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