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『自分:第1章』

作者:零那
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『デリ卒業』

帰って、寝て起きたら昼過ぎだった。
久々にカナリ爆睡した。
オッチャンと社長さんに電話した。
勿論、店にも。


オッチャンとは、毎日逢ってたから、来てくれてたから、逢えんなるんや思たら、ごっつ淋しかった。
めっちゃ色んな話聞いてくれて、色んな事教えてくれて、色んなものをもらった。
人間として大事なものを...。


昔、父子関係の様だった組長に似てた。
やからこそ、尚更、辛くなった。


『店辞めたかて変わらへん』

そぉ言ってくれて、ごっつごっつごっつ!!嬉しかった...
涙出た。


人間の繋がりって難しい。

深い繋がりを求めてしまうと、絶望したとき、恐怖の悲しみが襲う。
かといって、上辺だけの繋がりなんか無意味。
晒していくしかない。
深く繋がりたいなら、晒していく。
受け入れてもらえる器の人とだけ繋がれば良い。

悪いけど、こんな奴にでも選ぶ権利はある。
誰でも良いから深く繋がりたい訳じゃない。
向き合える、受け入れ合える...そんな関係じゃないと意味が無い。


解り合える繋がりが欲しい。
深い繋がりが。
自分が想う人と...
淋しい...?


 
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