野球

知と知の死闘　　第二幕

　九十三年。昨年の雪辱を忘れないヤクルトは巨人を見事蹴散らし堂々たる実力でセリーグを制し宿敵西武に立ち向かう。対する西武は戦力で追いつかれようとも森の知略があった。野村と森、二人の知将の最後の戦いの火蓋が切って落とされた。『知と知の死闘』の続編です。勝利の女神が微笑むのはどちらか。一代の知将二人の知略、そして選手達の全力の勝負がここにあります。こちらにも掲載してもらっています。 ttp://fukushima.cool.ne.jp/uratani/
 

早過ぎた名将

　九五年。阪神大震災からの復興のシンボルとなっていたオリックス。優勝までマジック一としたがその前に知将バレンタイン率いるロッテが立ちはだかる。ロッテは驚異的な粘りを見せる。しかしそれも適わず知将バレンタインは。第一次バレンタイン政権時のボビーマジックを書いてみました。こちらにも掲載してもらっています。 ttp://fukushima.cool.ne.jp/uratani/
 

三百勝

　三百勝投手鈴木啓示。彼が三百勝を果たしたのには一人の名将の存在があった。その出会いにより彼はどうなったのか。近鉄の名投手鈴木啓示氏と一代の名将西本幸雄さんの出会いのお話です。
 

二つの意地

　昭和六十三年パリーグ。優勝に思いをつなぐ近鉄は阪急との最終戦に挑む。負けられない近鉄、しかし阪急にも負けられない事情があった。それは。近鉄と阪急、この二球団は球史に残る好敵手同士でした。こちらにも掲載してもらっています。 ttp://fukushima.cool.ne.jp/uratani/
 

奇跡が起こる時

　二〇〇一年九月二十六日。この試合に勝てば優勝の近鉄。九回裏満塁の場面で代打が告げられる。そして出て来た北川は。優勝決定戦での代打逆転満塁サヨナラアーチのあの試合です。こちらにも掲載してもらっています。 ttp://fukushima.cool.ne.jp/uratani/
 

無慈悲な時の流れ

　一九八八年十月十九日。近鉄は優勝をかけて最後のダブルヘッダーに臨む。引き分けすら許されない、そうした状況の中で戦士達は今己の力を極限まで引き出すのだった。あの伝説の一戦を書きました。こちらにも掲載してもらっています。 ttp://fukushima.cool.ne.jp/uratani/
 

土壇場の意地

　九三年パリーグペナント。優勝までマジック１とした西武を前にして近鉄が粘る。そして最後の最後で。近鉄は時として土壇場でこうした意地も見せてきました。こちらにも掲載してもらっています。 ttp://fukushima.cool.ne.jp/uratani/
 

秋雨の下で

　昭和五十四年日本シリーズ。広島東洋カープのストッパー江夏豊は無死満塁の絶体絶命の危機を迎える。勝つのは広島かそれとも近鉄か。あの江夏の二十一球のお話です。こちらにも掲載してもらっています。 ttp://fukushima.cool.ne.jp/uratani/
 

奇跡のアーチ

　昨年の無念の引き分けを噛み締めつつシーズンに挑む近鉄。決戦となった西武とのダブルヘッダー。窮地に立たされた近鉄を救うべく今ブライアントがバッターボックスに向かう。ブライアントの奇跡の四連弾のお話です。彼がこのシーズンの近鉄を優勝に導きました。こちらにも掲載してもらっています。 ttp://fukushima.cool.ne.jp/uratani/
 

最後の大逆転

　その日近鉄は九回裏まで圧倒的な点差をつけられていた。ところが土壇場で。近鉄が起こした奇跡の一つです。こちらにも掲載してもらっています。 ttp://fukushima.cool.ne.jp/uratani/
 

死んだふり

　昭和四十八年。パリーグはこの年はじめてのプレーオフだった。圧倒的な戦力を誇る闘将西本幸雄率いる阪急に対して野村克也は南海をどう采配するのか。プレーオフは最初から名勝負でした。こちらにも掲載してもらっています。 ttp://fukushima.cool.ne.jp/uratani/
 

ヒゲの奮闘

　貧打に喘ぎ投手陣に頼りきりだった頃の阪神。この試合もエース村山を登板させながらもやはり打てない。しかし一人の思わぬ伏兵が。昭和四十年代の阪神の試合のうちの一試合を小説にしました。
 

マウンドの将

　九八年日本シリーズ。はじめての投手出身監督同士の対決となったこのシリーズ、権藤と東尾はそれぞれ真っ向から相手に挑んでいく。その力と力の勝負の行方は。九八年、横浜の本当に久々の優勝の時の話ですこちらにも掲載してもらっています。 ttp://fukushima.cool.ne.jp/uratani/
 

僥倖か運命か

　圧倒的な戦力でシリーズに向かう大毎オリオンズ。しかし太洋ホエールズの知将三原脩の采配に惑わされ遂にあのスクイズを。昭和三十五年日本シリーズのお話です。こちらにも掲載してもらっています。 ttp://fukushima.cool.ne.jp/uratani/
 

三年目の花

　ヤクルトの監督になり三年目となった野村。今年こそ優勝をと狙うが阪神との熾烈なデッドヒートとなった。果たして彼、そしてヤクルトは優勝することができるのか。あの九二年のセリーグペナントのデッドヒートです。こちらにも掲載してもらっています。 ttp://fukushima.cool.ne.jp/uratani/
 

あと三勝

　昭和五十五年。日本ハムファイターズは脅威の新人木田勇を擁し優勝に突き進んでいた。しかし闘将西本幸雄率いる近鉄はあと三勝すれば優勝と呟き日本ハムとの試合に臨み。昭和五十五年近鉄優勝の時のお話です。こちらにも掲載してもらっています。 ttp://fukushima.cool.ne.jp/uratani/
 

無名の戦士達の死闘

　昭和五十四年。前年無念の涙を飲んだ近鉄バファローズ、そして近鉄を率いる西本幸雄は今度こそ初優勝をかけて死闘を繰り広げる。しかしその彼等の前に立ちはだかるのはかつて西本が鍛え上げた阪急だった。昭和五十四年のパリーグのペナント、近鉄初優勝の時のお話です。こちらにも掲載してもらっています。 ttp://fukushima.cool.ne.jp/uratani/
 

勝負師

　勝負すべきかせざるべきか、それが問題であった。その緊張した中で彼が選んだ選択は。野球ものです。
 

変化球

　日本シリーズ第七戦。ピンチに追い込まれている隆博が投げるボールは。シリアスな野球もの、勝負のお話です。
 

時代が作るもの

　今昔のプロ野球選手を比較していく、そして見えてきたものは。戦前のプロ野球選手のことも調べて書かせてもらいました。
 

小細工

　戦後日本の邪悪の象徴巨人に正義の裁きが下されるお話です。日本人は今こそ立ち上がり巨人を成敗すべきと思い書かせてもらいました。
 

およげタイ焼き君

　ヤクルトから近鉄に移籍したマニエル、そこで彼が歌った歌とは何だったのか。近鉄を優勝に導いた助っ人と西本幸雄さんの絆を書かせてもらいました。
 

世代交代

　村山実は阪神の絶対のエースだった。その彼が若き左腕江夏豊に託すものとは。阪神の二人のエースを書かせてもらいました。
 

耐える四番

　田渕幸一は阪神タイガースの四番だった、その彼が常に感じていたこととは何か。田渕さんは怪我が少なければ名球会に入ることが出来たでしょう。
 

魔球

　魔球とは何か、これまで物凄い変化球を投げたピッチャーから書かせてもらいました。尚稲尾投手は実際の決め球はシュートだったそうです。
 

剛球攻略

　近鉄はかつてドラフトで獲得しなかった山口高志に敗れ優勝を逃してしまった、それから数年後彼等は再び山口と対峙するが。七五年と七九年のパリーグのプレーオフから書かせてもらいました、山口投手をこれまでで最高の速球投手と言う人も多いそうです。
 

鬼の笑み

　関根潤三は温厚だと言われている、しかし実際にはどんなことがあったのか。関根さんは本当はかなり怖い一面があったそうです。
 

兄弟対決

　兄弟でプロ野球選手になったが競い合う二人、それはシリーズでも同じで。ストッパー毒島やダイアモンドを読んで書いた作品です。
 

名選手だったが

　監督としての堀内恒夫を書かせてもらいました、作者は大のアンチ巨人ですが無知蒙昧かつ昔のことしか語らない巨人ファンに罵られ愚弄され続けながらもひたむきに野球をしていた原監督は好きだったりします。
 

陽気な助っ人

　ヤクルトに来た助っ人ホージーはオープン戦ではもう目も当てられない駄目外人だった、しかしその彼がペナントでは。ヤクルトの九七年日本一に貢献した助っ人を書かせてもらいました。