つぶやき

デュースL
 
ふと思いついたネタを公開&提供 《Fate/》
《アーチャーを絶対殺すマン》

守護者エミヤを殺すためだけに英霊の座についた主人公の物語。タイトル通りです。

─設定─

主人公はアサシンのクラスで召還される。本来ならばハサンしか召還されないはずのクラスだが、主人公のエミヤに対する怨念が捻じ曲げて召還に応じることができた。

正体は生前のエミヤを殺したエミヤの親友。エミヤの「大を生かし小を殺す」という正義を危険視して、世界のためにエミヤを背後から殺した彼だったが、世間一般的な目で見ればエミヤは確かに正義の味方で、同時にエミヤを殺した主人公は悪だったのだ。世界のために親友を殺した主人公だったが、主観の違いだけであっという間に立場が逆転してしまい、世間から社会的抹殺を受け、死んだ。
だが、世間一般としては悪だった主人公だったが、エミヤの正義を危険視もしくは不正解だと認識していた人間たちにとって主人公は正義であり、主人公が今際の際に抱いた怨念が助長して「反英雄」として座に召し上げられたのだった。
エミヤの暴走をギリギリまで我慢していたとおり、主人公はエミヤに負けず劣らずの世界平和を希求する人物である。また、エミヤの無茶を陰ながら支え続けた主人公の頭脳は押して計るべし。
ステータスは平均的なサーヴァントより低く、頭脳以外大したことはない。ただし宝具は一分野に於いて最強クラス。
召還に応じた理由は「エミヤを殺すこと」と「恒久的世界平和」である。

宝具:【正義を渇望するゆえの極悪/ブラック・オア・ホワイト】
エミヤを殺した際に用いたナイフ。ランクC。「エミヤを殺す」という概念が纏われた宝具で、解放したと同時にその場で問答無用でエミヤを殺すことが出来る。しかし主人公の人々に対する怨念が本来の効果を捻じ曲げてしまい、「アーチャークラスのサーヴァントを殺す」という概念に変わった。ナイフ単体はただ切れ味の良いだけ。ビームなんかは出ない。一度解放すると刀身が砕け散り、宝具は失われる。

─備考─

問題点は山積み。まず主人公が英霊の座に召された理由が乏しすぎる。また宝具の内容が変わるというのは少し苦しい部分がある。そして展開的に召還された瞬間に宝具を解放しては元も子もないので、それなりに主人公の宝具の解放を引き伸ばす理由が必要。最後に主人公の活躍と言えるものが乏しすぎるため、頭脳戦を繰り広げて他の陣営を押すという展開が必要になってくる。ついでに全体的に矛盾点が起こりやすい。

私的には「エミヤを殺すために取っておいた宝具をギルガメッシュに使う」という展開が欲しい。最後の最後で親友という線を断ち切ることが出来なかった主人公、的な感じ。まあ主人公が英霊に召された理由を自分で否定する流れになるからボツになるかも。

これらを上手く解決できると、中々面白そう。このネタを使いたい方はどうぞご自由に。もし執筆に至ったとき私に一声掛けていただくと嬉しいです。