つぶやき

KT@ヘタレの人
 
ある日
 どうも、KTです。実にお久しぶりですね。覗いてはいたのですが、更新はおろか感想返信すらできないような日々が長く続いておりました。この度は連休で、少しだけ時間があったのでこうしてキーボードが叩けております。

 さて、拙作『無刀の冒険者』にて最新話、「one day」を投稿いたしました。直訳で、「ある日」。章的にはエピローグに分類しております。この話は正直ずっと前から考えていたものでして。悩んでいて結局投稿しなかった話でした。投稿しなかった理由としては「物語が終わったあと、日常の話」だったからですね。

 ちょっと説教臭くなるかも、ですが。

 自分は物語……ことストーリーのある物語は、「終わり」があって初めて物語足りうると思っています。永遠と続くのは「日常」であって、「物語」ではないと私は思っています。なのでこの無刀も「物語」として書いた以上、終わりは意識していました。そしてそれは、マザーズロザリオ編であったのです。

 あれは「つづく」みたいな終わりだー! とは言われたものの、自分としては「含みを持たせた終わり」であって、この先はどうなるかな、みたいな読者様の想像に委ねたつもりだったのです。なんでって、だってあの後の展開なんて「すったもんだあってふたりは再会、同時に記憶を取り戻して幸せに暮らしましたとさ」しかなりようがないんですし(笑)

 とまあ、考えていたのでまあ、希望があれば「すったもんだ」をとばして幸せな日常を書いて、「物語が終わったあとのある日」として投稿してもいいかなーとは思っていました。そしてこの度感想にて「幸せな日常を書いて欲しかった」さらには「こんなのは望んでなかった」までのお言葉を頂きまして、なるほどそれならば、と思い投稿した次第です。

 ……愚痴るなら、まだ終わってないし書けないって繰り返してる言ってるアリシゼーション編を無理やりひねり出してかいたのに、「こんなのは違う」なんて言われてしまって「おうおうそれなら完結させちゃろうやないかい」という煽り耐性ゼロ(笑)の自分の性格ですね(笑) こんな性格だから「あれ書いて欲しいー」「あれが見たいー」とかを書かれたら「おうおうやったろうやないか!」とか言っちゃうんでしょうが。

 というわけでこれで「無刀」は本当に「完結」にして、アリシ編は特に何もなければ削除しようかなーと。だってまだまだ年単位で章が続きそうですし、おそらくシドくんが絡むのも難しいでしょうしねー。

 最後に。長くなりましたが、久しぶりにこうしてこの場に来て小説をかけて、とても楽しかったです。次に書くのは何になるかはわかりませんが、それでもこうしてどこかで何かを書くのはぜひ続けたいですね。では、KTでした。 
Cor Leonis
 
おや、お久しぶりです
 私も読ませていただきました。いやあ、ハッピーエンドと言うのはやっぱりいいものですね。今までの苦しみや悲しみがある分、余計に感慨深いと言いますか。シド君もソラさんも牡丹さんも、幸せを本当に噛み締めているといった感情が伝わってくるようで、読んでいるこちらも非常に微笑ましく、清々しくなる一話でした。

 ……と、本当は感想欄に書くべきものなのですが、ついでにということでこちらに書き込んでしまいました。すみません。

 アリシゼーション編削除というのは、やはり少し寂しいですね。いち読者としましては、原作アリシ編が終了してからでも是非読みたいと思いますし、書いてほしいとも思います。せっかくこれから話が膨らんでいきそうなのに、ここで終わりだなんて生殺しもいいところですし(笑)
 これまで何度か「アリシ編は難しそうだ」というKT先生の考えをつぶやきや感想返信で拝見しているので、あまり催促するのはよくないと分かっちゃいるのですが……でもやっぱり、シド君がソラさんを救い出すシーンを読んでみたいと思ってしまうわけですよ。だからお願い! 消すなんてそんな殺生なこと言わないで!(足元に縋りつきながら)



 ……そうそう。生殺しと言えば……以前先生が行われたSAO祭り。確かあの時、「長い作品は後で感想送るよ! お気に入りに入ったらそのサインだよ!」って仰ってたような気がするのですが……あれ、その後どうなったんでしょうk(殴 
八代明日華/Aska
 
読みましたー
やはりさすがKT先生。高クオリティ。

うーん、アリシ編はあのまま残して、先生の仰るように『読者の人に内容を想像してもらう』形にしたら面白いんじゃないかなぁ、と愚考してみたりします。

Web版の調子でいくならアリシ編は今年中に終わりそうな感じですけどねー……アズリカ教官という不確定要素がいる故なんとも……。