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魔法使いと優しい少女
第2話 秘密と買い物
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ねえ、神山君。」
能美は俺を呼んだ。
狼牙「何だ。」
俺は推理小説を読みながら聞いた。

ゆたか「昨日学校に居たけどどうして学校に居たの?」

そう能美は聞いてきた。
狼牙「ああ、ちょっと忘れ物してな。」

俺はそう言って誤魔化した。

ゆたか「でもあの時刀みたいなの持ってたよね。」
そう能美は言った。
狼牙「いやな俺は少し気弱でよ。武器を持つのが癖になってるんだよ。」
俺はそう言った。
ゆたか「そうなんだ。」
能美は納得したみたいだ。


〜夕方〜


俺は夕方になって能美を家まで送っていった。
ゆたか「あの、神山君ありがとう。」

能美はそう言った。
狼牙「ああ、気にすんな。」
俺はそう言ってバイクに乗り家に帰った。


〜夜の学校〜


俺は隼を片手に持ちながら校舎に侵入した。

校舎を歩きながら周りを見た。


すると後ろから誰かが歩いてきた。

俺は後ろを振り向いた。
狼牙「あ、能美か。」
俺は教室に隠れながら確認した。

すると能美の後ろに不思議な影が見えた。

影は蛇の体に頭はワニの頭足はクモの形をしていた。
狼牙「ヤバイ!」
俺は隼を片手に持ちながらアンデットモンスターに攻撃を仕掛けた。

ゆたか「えっ?」
能美は後ろにアンデットモンスターが居ることに気づいた。

狼牙「能美!走れ!!」
俺はそう言った。

しかし能美は地面に座っていた。


俺は魔法でアンデットモンスターにダイヤの組手を使用した。

ダイヤのヤリがアンデットモンスターの体を突き刺した。


俺は能美の前に立って隼の形状を変化するよイメージした。

刀からボウガンに変えた。

俺はボウガンを利き手に装備してそのまま炎の魔法を結晶化させてボウガンのトリガーを引いた。
バシュ。

風を斬る音がしてそのままアンデットモンスターに直撃した。

そのまま強力な炎に包まれた。


俺は隼を元の形状に戻した。

ゆたか「あ、ああ…。」
能美はまだ尻餅をついていた。


狼牙「悪いな。黙ってて。」

俺はそう言った。
ゆたか「あの。ありがとう。助けてくれて。」

そう能美は言った。
狼牙「ああ。気にすんな。」
俺はそう言ってカードを拾った。

スキルは猛毒系の攻撃の魔法のカードだった。
ゆたか「神山君はずっとこの戦いを続けてるの?」
そう能美は聞いてきた。
狼牙「ああ。」
俺は隼を片手に持ちながらそう言った。

ゆたか「寂しくないの?1人で戦うのは?」

そう能美は聞いてきた。
狼牙「全然。」
俺はそう言ってカードをケースに入れた。
ゆたか「私なら寂しいかな。」

そう能美は言った。

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