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リュリュちゃん日記
ソルムンド暦177年9月23日(ソルムンド暦177年9月20日の出来事)
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来るのですか?
盗人……失礼、孤児さん達も疑問に思ってますよ。
「私達も孤児なのよ! ヘンリー様達に育ててもらった様なモノなのよ」
そうマリソルさんが優しく語ってくれました。
ならきっと大丈夫です!

取り敢えず皆さんを連れてサンタローズへ行く事になりました。
どうしてかと言うと……
アルカパの警備隊は信用出来ない(ムカつく byマリソル)と言う事だそうです。

もしかしたら『盗人を捕まえた』と自分の手柄にして、彼等を罰してしまうかもしれません!
だから、ここから直接サンタローズに行き彼等を保護して、その上でデルコさんがラインハットへ戻り、ヘンリー様に直訴するつもりです。

そうと決まれば、善は急げです。
私も3歳くらいの女の子の手を引き、サンタローズへ大移動!
私はもう慣れましたが、慣れない子達にはサンタローズへの道のりは厳しいです。

私やデルコさん達だけならば、この日の夕方にはサンタローズに着いていたでしょうが、私より小さな子供が居る状況じゃムリです。
途中、枯れ木を拾い集めて野宿です。
携帯食は人数分も無いので、小川で魚を捕りみんなに分けました。
デルコさんが猪を捕ってきてくれたので、食事は何とかなりました。




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