暁 〜小説投稿サイト〜
Angel Beats! the after story
ウイニングイレブン!&マリオカート!
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新たな扉を開く一歩手前で踏みとどまることに成功し、2日経ったある日。
「で?またどうして俺の家なんだよー!!!」

「どうしたんだよ日向。いつものことだろ」

「それはそうなんだがな、どんどん人口密度が増えてる気がするんだが」

今回は一人増えて野田がいるからだろうな。
ちなみに野田は高校をやめ予備校に通い、国公立大学に行くと意気込み勉強の日々に明け暮れている。

「ゆりーっぺー!オレンジジュース!とリンゴジュース!のどっちを飲む?──!!」

俺は今日初めて野田に会い、熱いそれは熱い抱擁をせずクールな再会を果たした。相変わらずの野田だったが徐々に戦線の日々に近づいてきていることに満足する。
「そうね、オレンジかしら」

わ〜〜かった〜ぞ〜!!と近所迷惑きわまりない返事で食器棚からコップを取り出し、冷蔵庫のオレンジジュースを入れゆりに手渡した。

「じゃあ僕は何かお菓子を持ってきますね」

TKも色んなところを漁りポテトチップスやカールを持ってきた。

「いやいや!まてまてまて!お前らなに勝手に人ん家の冷蔵庫開けたり、菓子を物色してんだよ!!自然すぎて反応遅れたわ!」

そろっと日向が胃潰瘍で入院しそうで怖いがそん時はそん時だな。

「いいじゃないですか先輩。今日に限ったことじゃないんだから」

日向をなだめているユイを気にせずに

「みなさん!今日はなんのゲームをしましょうか!」

日向の家=ゲームするという変換をされているかなで。

「野田くん例のものを」

シュタタタと風が起きるほどの速さで何かを設置した野田。

「テレビとプレ3?」

野田の荷物がやけに多いなと思ったらこんなものを持ってきていたとは。恐ろしいな。

「ふふん。今回は日向くんのWiiと野田くんのプレ3をするわよ!ちなみにWiiはマリカ!プレ3はウイニングイレブン2013よ!!」

かなでが嬉しそうにマリカ、マリカとウキウキさせなが連呼する光景は俺のキラーがうずいてしまった。

「じゃあ、ジャンケンして負けた二人はウイニングイレブンをしてもらうわ」

全員気合を入れ…………いざ!

「いくわよ!ジャ〜ンケ〜ンポイッ!」

結果、野田と日向が負けてしまった。

「負けねぇぞ野田!」

「ふん、俺に勝てると思うなよ」

二人は野田の持ってきたテレビの前に座りコントローラを構える。
「がんばれよ」

「ひなっち先輩がんばです!」

「2人ともがんばってください」

「とてもhotな闘いを見せてください!」

「がんばりなさいよ!………ノダクン」
ゆりが最後の方に何かを言っていたが聞こえなかった。まぁ気にせずに行こう。

「おっしゃ!俺はインテルを使うぜ!」
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