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有栖キャロの小学校物語
第7話 運動会です(後編)
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えてやれるし、なのは達だって学校に行きながら管理局に務めてるんだ。問題ないだろ?」
「そ、そうですけど…………それだとフェイトさんに迷惑が………」
「お前な…………今更迷惑だなんて考えるな。人はな、必ず助け合ってるんだ。1人で出来ることなんてたかがしれてる。俺だって、フェイトだって。だからな…………」

そう言って俺はエリオの頭を撫でた。

「一杯迷惑をかけてやれ。それで大きくなったらそれ以上にフェイトを助けてやるんだ!!人生ギブアンドテイク。悪くないだろう?」
「…………はい!」

どうやら分かってくれたみたいだな。

「それじゃあ早速フェイトに話してみるか。アイツ、絶対に喜ぶぞ」
「そうでしょうか…………?」
「もしそうじゃなかったら俺のモンバスの超レア素材タダでやるよ」
「本当ですか!?」
「ああ、本当だ」

この後、俺達はフェイトを見つけ、今の話をした。
フェイトは簡単に了承。

リンディさんにもその場に連絡して、OKを貰った。
保護施設やら何やらの手続きの影響で、実際に学校に来られるようになるのは来週からになるみたいだけど、エリオは終始笑顔だった………

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