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FAIRYTAIL〜霧の魔導士達〜
激突
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「こっちだ!」



ジェットの言葉で俺達はウェンディの下へ向かう。


場所はマグノリアの中央広場。
そこには傷だらけで倒れているウェンディとシャルルの姿があった。






「酷い……こんな小さな女の子こんなに傷つけて……。」


服は引き裂かれ、体の至る所から出血し、さらには体が痺れている。
まるで、獣にでも襲われたかのように。



「誰がやったんだ!俺は許さねぇぞ!!」


「ナツ少し落ち着け!」



「怒ってるのは皆同じだ。」



駆けつけた全員、怒りを露わにしている。
中には地面を殴りつけている者もいる。


「おい、そこに手紙が落ちてるぞ。」



エルフマンが指さすとこには確かに手紙が落ちている。
爺さんがそれを拾い読み上げる。





FAIRYTAIL(フェアリーテイル)の諸君。私の名はリオッド。闇ギルド、龍の雷光のマスターだ。
私たちからのプレゼントはお気に召したかな?




「プレゼントだと!?ふざけんじゃねぇ!!」


グレイが叫ぶが爺さんは読み続ける。



先日は私を始めとした主要メンバー不在の時に我がギルドで派手に暴れてくれたらしいな。
これはその仕返しと言ったところだ。
その雑魚の少女は我がギルド最強の魔導士、キリベルにやらせたよ。
それとこの言葉はキリベルからそっちのギルドのユウトと言う者にだ。
(これが俺の戦う意志だFAIRYTAIL(フェアリーテイル)は仲間が傷つけられたら黙ってないんだろ?だったらかかってこい。俺が全員返り討ちにしてやるよ。楽しみにしてるぜユウト。)
キリベルはこう言うが、私は午後の2時頃マグノリアに魔導巨人でそちらに向かうつもりだ。心して待っていてくれたまえ。




「ウェンディを傷つけたのはキリベルだったのかよ……。」



「じっちゃん……俺はもう我慢できねぇぞ……。」



ナツの周りに炎が立ち上る。


「儂も我慢できんわい……。どうせ評議員からの依頼なんじゃ。遠慮はいらん。戦争じゃ!!!」



爺さんがそう叫ぶと駆けつけたメンバーの声がマグノリアに響く。



「ウェンディ………守るって言ったのに守れなかったな…。絶対仇はとるからな……。」

















「皆!そろそろ二時だ、辺りを警戒しろ!」




エルザがそう叫んだ瞬間、湖の方に突如として魔導巨人が現れた。





『逃げなかったことは素直に誉めようじゃないか。FAIRYTAIL(フェアリーテイル)の諸君。』




声が響く。この声
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