暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第1章 動き出す日常と新たな仲間
第18話 救出作戦
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魔祓い《エクソシスト》達が次々倒れていく。撃ち漏らしもあるけどそれは私と祐斗で対処可能。結果最後尾の白音とイッセーには攻撃が届いてない。そうしているうちに敵中央に空間が出来始めた。

「火織! あの敵陣の穴から突破してちょうだい!」

「了解! みんな行くわよ!」

「はい!」「おう!」「うん!」

 私が先頭、白音と祐斗がイッセーの左右を固めて一気に駆け抜け、敷地の外まで来る。途中の結界は人が通れるくらいの大きさに切り抜いてきた。思ったより硬かったのは驚いたわ。相当力をつぎ込んで作られてたわね。誰も追ってこないということは朱乃さんがうまく結界を張ったのかしら?

 そして私達はそのまま魔法陣で教会の敷地外までジャンプした。

「白音! アーシアの位置は分かる!?」

「目の前の聖堂! その地下です!」

「了解! 時間がないわ! みんな! 一気に行くわよ!」

 私たちはそのまま一気に聖堂まで走り抜く。時間がない以上速攻で突入しアーシアの元まで辿り着くしかない。勢い良く聖堂の扉を蹴り抜いて、中まで侵入。するとそこには

「やあやあやあ。さっきは良くもやってくれたな悪魔ども」

「フリード!!」

 そこには先程黒姉と白音が痛め付けたはずのフリード神父が!! アーシアに無理やり治療でもさせたの!? こんなやつ相手にしている場合じゃないっていうのに。

「……白音、アーシアのいる精確な座標は分かる?」

「神父の後方40m、地下30mくらいのところです。ここの真下にも同じくらいの深さに何人か人間の反応があります。おそらく悪魔祓い(エクソシスト)です」

「クソ! まだ悪魔祓い(エクソシスト)がいるのかよ! 時間がねーってのに!」

「落ち着きなさいイッセー。すぐに地下に向かうわよ」

「おいおいこっちは無視ですかこの悪魔ども! 調子乗ってんなよこのクソビッチが! 行かせるわけ無いだろーが!」

 そう言ってフリードは剣を左手に持ちつつ右手の銃を向けてきた

「悪いけど相手してる時間はないの。このまま一直線に地下に行かせてもらうわ」

 そう言って私も七天七刀を構える。みんなも構えをとったわね。さて、ではやりますか!

「七閃!!」

 私の言葉と共にズバンッ!! と七本の斬撃が放たれる。先に言っておくとフリードを斬ったわけじゃないからね?

「「「……?」」」

「……あぁん?なんだなんだなんですか? カッコつけて言ったわりに不発ですか? 笑わせんなよこのクソが!」

「言ったはずよ。一直線に地下に行かせてもらうって。誰もあなたを倒してからなんて言ってないわ。こっちには時間がないんだから」

 という私の声と共にゴゴゴゴゴ……という音が足元から響き始めた
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