暁 〜小説投稿サイト〜
真ゲッターロボ・地球最凶の日 第一部「滅亡への夜明け!」
序章・人物紹介
[2/3]

[1] [9] 最後 最初 [2]次話
付役。

不動明
「東洋の悪魔」と呼ばれて恐れられる筆頭の兵士。現在は早乙女博士の元で行動している。
※夕呼先生の元カレ







序章

オリジナルハイヴ最奥部にて。
「瞑夜―――――――!!」
彼女の名を叫びながら白銀武は引き金を引き、粒子砲によってBETAコアを消滅させた、最後まで生き残ってくれていた大切な人を犠牲にして……
人類は地球外生命体BETAに勝利することができた。しかし、その分の犠牲はあまりにも大きすぎた。特に武自身は最後まで大切な人たちを守りきれず、果てしない悲しみに襲われる。
彼は大勢の同胞達の屍を超え、BETA共の死骸と体液を踏みにじんで、そして、この悲運な勝利を受け止めていた。
「俺は……何のために?」
この夕闇に染まった戦場で生き残った兵士たちの歓喜に囲まれるも、その中で一人絶望する武は最愛の人の最後を目に浮かべ、涙を流すしかなかった。

あるとき、目覚めれば、俺は見知らぬ空間へと浮遊していた。俺こと紅蓮晃は、この暗闇の空間へ閉じ込められている。
「あれ……?ここは、どこだ?」
そこは暗闇が何処までも広がる空間であった。寂しくて不気味な場所。早くこんな所から抜け出したいと思った。
「確か、俺は寝ていて……」
寝ていて気付けばこの空間。ならば、此処は夢の世界だろうか?しかし、どうも実感がわかず、俺はこの暗闇だけの世界を見渡す限り見つめていると、
『選ばれし勇者よ……』
「!?」
突然、何者かが俺に囁いた。
『ゲッターを受け継ぎし者よ、この声が聞こえるのならば、その耳を我が声へ傾けてもらいたい……』
「だ、誰だ!?」
俺は周辺を見渡す。しかし、目の周りには暗い空間だけが静かに広まっているだけ。それでも、この謎の二つの声は俺達に問いかけてきた。
『わが名はエンペラー……この宇宙の全知全能なり』
「……」
俺は冷静を保った。誰かは知らないが、この声が本当に俺へ囁いているのは事実だった。
「エンペラー……?」
『貴殿にはこれより、滅び去ろうとしている並行政界へ行き、ゲッターの力でその世界を押し寄せる脅威から救い出すのだ』
「な、何だ!?」
『若き戦士よ、これよりおぬしを再び異界へと向かう為の力を授けよう……』
「おい!ちょっと何だよ!?いきなり……」
声がそう伝え終えると、俺はこの空間から生じた眩い光によって飲み込まれていった。





それは、語られることのなかった「真」の結末。

とても小さな。しかしとても「強大」で、とても「偉大」な。

あいとゆうきと「ゲッター」のおとぎばなし……


アバンテーマ
「HEARTS」
「今がその時だ!」
「STORM」

挿入歌
「DEEP RED」ユーコン篇の模擬戦大会で流
[1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ