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I want BRAVERY
六話 部活(1)
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た。











>この先はプールだ。
 水泳部が使っているらしい。
>“水泳部 部員 大募集 途中入部OK!
   イルカと共に太平洋横断!”と書いてある。
>水泳部に入部しますか?

⇒さっそく入部する
 まずは見学してみる
 入部しない

(見学だな・・・てか、なにこれなんで選択肢?)

⇒まずは見学してみる

 俺は室内プールへと入った。

「お?入部希望者か?」

 ブーメランパンツをはいた先輩らしき人物が話しかけてくる。

「いえ、見学です」

 そう言って、許可をもらってから端の方へと行く。

(宮本は居ないな)

 それだけ確認してすぐ出るのもアレなので、少しだけ泳いでいる生徒を見る。

 大体時間にして5分程度たっただろうか、

(なんか女子からの目線が痛いな・・・)

 居たたまれなくなりプールから出た。

「ふぅ・・・次は・・・」

>この先は体育館だ。
 剣道部が使っているらしい。
>“剣道部 部員募集 途中入部OK!
   漢を極めてみません?”と書いてある。
>剣道部に入部しますか?

⇒さっそく入部する
 まずは見学してみる
 入部しない

(て、いい加減これダルくない?)

⇒まずは見学してみる

 そして、俺は体育館へと入った。

「入部希望者?」

 防具を今からつけようとしていた先輩に声を掛けられた。

「いえ、見学です」

 さっきと全く同じセリフを吐いて、また許可をもらって隅の方へと行く。

(・・・顔見えねぇよ。てか宮本ってもう来てんのか?てかまだだよな・・・)

 剣道部の気合の入った声をこんな間近で聞いたのだが、あまりビックリしなかった。

(まさか!これが、これが勇気の力か!!)

 そう思わずには居られない。




「ふぅ・・・てか見つかるわけないかな」

 体育館から出てきてそうつぶやく。
 あとはグラウンドの陸上部だけだ。

>この先はグラウンドだ。
 陸上部が使っているらしい。
>“陸上部 部員募集 途中入部OK!
   風になろう今なら飛べる!”と書いてある。
>陸上部に入部しますか?

(飛べる?んなわけあるかボケェ)

 なんてツッコミつつ、

「お、お前も陸上部に入るのか?」

 さっきと同じようにまた頭の中に選択肢がでるのか?と思った矢先に声をかけられ振り返る。

(ミ・ヤ・モ・ト、キターーー)

 あくまで心のなかだが、そう叫ばずには居られない。

「ん?違ったか?」

 内心ではこの偶然に感謝しながらも、表面ではそんな素振りは全く見せずに言う。

「いや、なん
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