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ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜

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暫く走ると細い路地を塞ぐ一団が目に入った。間違い無く軍だ。
「何だよ、お前」
「……そいつらの兄だ」
俺は双剣を逆手に持つと、叫ぶ。
「ギン!ケイン!シナ!そこに居るのか!!」
「ライト兄!ライト兄……助けて!!」
「待っていろ、今助ける」
「助けるだぁ?笑わせんな、俺達は軍だぜ?」
「なら俺の動きが読めるか」
すると、筋力と敏捷補正を全開にして跳躍すると、四方が壁で囲まれた空き地へと降り立つ。
ちらりと少年達を見ると簡素なインナーだけの姿になっていた。
「大丈夫だ、装備を戻せ」
少年達は頷き、慌てて足元から防具を拾い上げ、ウインドウを操作し始める。
「おい……オイオイオイ!!」
その時、ようやく我に返った軍プレイヤーの一人が喚き声を上げた。
「何だお前は!!軍の任務妨害すんのか!!」
「まぁ、待て」
それを押し留め、一際重武装の男が進み出てきた。どうやらこいつがリーダーらしい。
「あんた見ない顔だけど解放軍に楯突く意味が解ってんだろうな?何なら本部でじっくり話を聞いても良いんだぜ」
こいつ………ワザと挑発してるのか。でなければ、脅しか。
それに武器は一度も使われた形跡がない。はっきり言って雑魚か。
「それとも圏外行くか、圏外?おお!?」
ここまで挑発出来るのは大した物だ。が、
「その挑発は相手を選んだ方が身のためだ、屑め」
刹那、その男の喉元にヴォーパルストライクを放つ。筋力値を全開に放たれたヴォーパルストライクはダメージこそ通らないものの、十分にフィードバックを起こした。
周囲を染める紫の閃光。爆発に似た衝撃音。男のいかつい顔がのけぞり、尻餅を付いた。
「てめぇみたいな屑は、きっちりと反省しろ」
そして、男の前まで歩くと、双剣上位スキル<閃風斬>を放つ。光速の剣が煌めき、男をノックバックさせる。
「ひあっ………や、やめっ……」
「誰が止めるか」
そこからさらに双剣上位スキル<トライアルバレット>を放つ。音速の剣撃が男の首、顔、口、腕、足に次々と剣が走る。
「お前らっ……見てないで……何とかしろっ……!!」
その声にようやく我に返った軍メンバーが、次々と武器を抜き、俺を囲む。
「やれっ!!」
男が指示すると同時に、武器を振るう軍メンバー。だが、既にそこに俺は居ない。
「操虫棍武術………<一花草>!!」
紫電のごとき速さで操虫棍を叩きつける。そこにいたプレイヤー達は皆、同じ位のフィードバックを受ける。
「う………うおおおおおっ!!」
隙を付いて立ち上がったリーダーの男が俺にブロードソードを振るう。だが、俺は片手でそれを受け止め、カウンター気味に<閃打>を放つ。男は少し浮き、その場に尻餅を付いた。
「ひっ………ま、まさかお前………<笑う棺桶>最強の殺戮者の<滅殺者>!?」
「………
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