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【IS】何もかも間違ってるかもしれないインフィニット・ストラトス
闖入劇場
第九三幕 「予見不能回避不可能、ただし後悔可能」
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到るまで見事に“金ぴか”だもんね〜」」」」」」

それはそれは、直視できないほどに太陽の光を反射する・・・エルドラドの如き真っ金金の黄金色のカラーリングだった。
それは財と道楽の代名詞。金本位という制度を作り上げたもっとも有名な貴金属。熱や腐食に滅法強く、熱や電気の伝導に優れた性質を持ち、その物質的経済的な安定性と人を魅了する黄金色の輝きは、誰もが欲するであろう希少鉱物。

そしてそのカラーリングは、戦場に置いて特別な意味を持つ。金色というこの上なく目立ったカラーリングで戦うというのは、最も敵に狙われやすく、注目も浴びやすい。その環境下で金を損なわずに戦える実力と自信を兼ね備えたものだけが金色に相応しい―――「エース」にのみ許される色だ。

《マスター、乗ってください》
「嫌っ!!」
《そんなこと言わんでスッと乗ってくださいな》
「嫌ったら嫌っ!!」
《そんなに嫌がったら、アルキミアが可哀想ですよ?》
「だって、だって金色とか無理!恥ずかしくて憤死する自信ある!!こんな、こんな悪趣味なカラーに・・・誰がしたぁぁぁーーーーーーーッ!?!?」


同時期にどこかの研究所で、チカと呼ばれる一人の技術屋がくしゃみをしたとか。

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