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Element Magic Trinity
昔時の水晶玉
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だらけの拳を握りしめる青年。

「そうだ…俺は、クロス=T=カトレーン」

確かめるように、呟く。
その右手が光に包まれ、その光は刀を形作る。

「ティア=T=カトレーンの……姉さんの、双子の弟だ…」

右手が、光の刀を握りしめる。
光が強くなり、銀色の刀身が露わになる。
刀身は淡い水色の光を帯び、煌めいた。




「誇り高き姉さんの弟である俺が……こんな所で倒れていられるかあああああッ!」




叫ぶ。
銀色の刀身が輝き、淡い水色の光を纏う。
鋭い切っ先は迷いなくシェヴルに向けられ、柄の部分には群青色のリボンが巻かれていた。

「換装―――――――」

目を閉じ、呼吸を整える。
そして――――――目を開き、叫ぶ。その刀の名を!










「命刀――――――――――月夜見ノ尊(ツクヨミノミコト)!」
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