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艦隊これくしょん!平和な鎮守府の日常?
提督、自ら戦う
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せる事ではない。しかも使い道がブランドバック欲しさにだ」
「えええええ!?なんですかそれ最悪じゃないですか!?」

驚きの絶叫を上げる榛名、二日目から交際相手の金を下ろすとか最悪にもほどがある。因みに当時の大佐は提督養大学校の生徒の時だったが、家からの仕送りや入学するまでにやり繰りしてためたお金は100万はあった。

「うわぁ………この人最低です………」
「くっ!どうしても否だというなら……!!!」

凛少将は執務室から勢い良く飛び出していく、提督は榛名を椅子に座らせて落ち着かせる。

「大丈夫かい榛名?ごめんね恐い女との話に同席させちゃって」
「あっ………」

榛名が顔を上げるとそこには何時もの優しげな提督の顔が浮かんでいる。先程までの鋭い顔ではなく何時もの優しくて暖かい笑顔がそこにあった。

「いえ提督が何時もの提督に戻ってくれて良かったです……」
「ああごめんね、個人的にあれは許せなくてね」
「お気持ちは分かります……(ドオオオオンッ!!!)きゃあ!!」

いきなりの凄まじい爆音と衝撃、榛名は浮き上がるように椅子から放り出されるがそれを提督がしっかりと抱きとめる。そこへ扶桑型一番艦、扶桑が執務室へと駆け込んでくる。

「提督大変です!凛少将が乗ってきた戦艦から砲撃されています!」
「なんだと!?」
「ま、まさか報復のつもりで!?」
「ちっ!扶桑、艦娘の皆に連絡!第一戦闘配備、皆で迎撃するんだ!」
「はっ!了解しました!!」

扶桑は直ぐに執務室から飛び出して部屋を回って艦娘達に呼びかけ、外に出て迎撃を開始する。榛名も続こうとするがそんな榛名を止める。

「提督、何ですか。私も手伝いに!!」
「少し手伝ってくれないか?」
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