暁 〜小説投稿サイト〜
少年少女の戦極時代U
禁断の果実編
第82話 vsデュデュオンシュ! 翼を借りて
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
エナジー 》

「「変身!」」

 紘汰をレモンの陣羽織が、湊を桃の鎧が覆い、鎧武とマリカへ変える。

 鎧武とマリカはソニックアローを携えて鬱金色のオーバーロードに斬りかかった。だが、派手派手しい外見とは裏腹に、鬱金色のオーバーロードは弓撃を素早く捌き、鎧武とマリカを剣状のソニックブームで吹き飛ばした

『ぐあ!』
『ああ!』

 鬱金色のオーバーロードが標的にしたのはマリカだった。鬱金色のオーバーロードが連続してマリカに斬りつける。
 マリカは地面に転がり、その拍子に変身が解けた。

『湊さん!』

 次に鬱金色のオーバーロードが標的にするのは鎧武――かと思いきや、鬱金色のオーバーロードは鎧武まで後一歩というところで、交流会館の屋根に跳び上がって姿を消した。

「私は大丈夫! 追いかけて!」

 倒れたままながら湊は叫んだ。

 ここで鎧武は考える。走って追ってもいいが、それだと鬱金色のオーバーロードが罠なり用意した場所に誘い込まれるかもしれない。ならば。

 鎧武はカチドキロックシードと極ロックシードを取り出し、バックルにセットし、鍵を開けた。

《 ロック・オープン  極アームズ  大・大・大・大・大将軍 》

 変身を終えて、鍵を回す。

《 ヒマワリフェザー 》

 咲がまとう物より小さな機動翼が背中と足に装備された。鎧武は地面を蹴って空へ飛び上がった。

(さすがに咲ちゃんみたいには飛べないか。せいぜいジャンプの飛距離が伸びた程度。多分この鍵で無理に制御してるからだ。でもこれでアイツの頭上は取れる!)

 交流会館のテラスまで舞い上がる。

 案の定、沼地色の何かがあった。鎧武はそれを飛び越し、鬱金色のオーバーロードに直接上から無双セイバーで斬りつけた。

『何!?』
『はあああ!!』

 無双セイバーの一斬は見事に鬱金色のオーバーロードに対して決まった。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ