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ハイスクールD×D 防人衛編 2
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音が聞こえる中、オレは突撃槍に、サンライトハートにエネルギーを叩き込む。今までと違い、エネルギーを送り込まれたサンライトハートはその名の通り、山吹色のエネルギーを放ち始める。そのエネルギーを飾り布に溜め込み、溜まり切った所で突撃を行う。

「エネルギー全開!!サンライト・スラッシャー!!」

「ドラゴンショット!!」

倍加の力で高められた魔力砲に対してオレが取った行動は、突撃だった。真正面から魔力砲にサンライトハートを突き入れ、割っていく。飾り布が少しずつ千切れていくが、気にすること無くまっすぐに突き進む。魔力砲を突き抜ける頃には飾り布は全て千切れてしまい、サンライトハート自体にも大きな罅が入ってしまった。だが、魔力砲を突き抜けた先には驚いて硬直しているイッセーが居る。

そのままイッセーにサンライトハートを突き刺す。だが、赤龍帝の鎧には罅が入っただけでダメージは入っていない。イッセーも硬直から回復して、サンライトハートに拳を叩き付ける。そしてサンライトハートは砕け散り、その中に隠された短槍を赤龍帝の鎧の罅に突き刺す。

鎧を突き破り、肉に刺さった手応えを感じながら短槍から手を離して顔を守る。次の瞬間、イッセーに殴り飛ばされる。壁に叩き付けられながら思う。イッセーは強くなった。ガキの頃からの付き合いで、初めてその拳がオレにまで届いたのだから。もう、オレが守ってやる必要は無くなった。少し寂しいと思うが、それでもオレが守って支えたい相手が出来たからな。いつかこんな日が来るとは分かっていたことだ。だから、ここからは対等な男同士の戦いだ。

瓦礫を押しのけた先には、胸の辺りを押さえながらもしっかりと立っているイッセーが居た。

「強くなったな、イッセー」

「ああ、初めて先輩を殴り飛ばせた。一発届いたんだ。なら、次は二発、三発、そして最後には倒してみせる!!部長の為にも!!」

「それはオレも同じだ。オレも、会長を、支取を支えたいと思った。だから、これからはお前を以前までのように気にかけてやれん」

「構わないさ。いつまでも先輩に頼ってばかりじゃいられないから」

「そうか。なら、ここから本気でやらせてもらうぞイッセー!!」

「神器が壊れたのに?」

「何を勘違いしている、お前が半壊させたサンライトハートは神器などではない。武装解除」

オレの手元に壊れていたサンライトハートが核金へと姿を戻す。

「それは、核金!?それじゃあ、先輩は」

「そう、お前の予想通りだ」

サンライトハートの核金とは別の、シリアルナンバーCの核金を取り出す。

「武装錬金!!」

銀色の六角形のプレートが大量に現れてオレの体を覆っていく。

「防護服の武装錬金、シルバースキン!!」

正体を隠す為に深
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