暁 〜小説投稿サイト〜
仮想空間の歌う少年
8ーリハーサル(中章)
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事になる。

カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪

だんだん絡まっていた糸がほどける様に思考がまとまっていく。ゲームをする手も滑らかに動いてく。
そしてある結論に達した。

「なるほどね…つまりSAOサバイバーで洗脳実験か…たち悪いね。」

こうしてる間もアスナ達は苦しんでるに違いない。
俺は最後の曲をフルコンボで終わらすと、ある人に会うため俺はゲームセンターを後にした。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

その人とあっていろいろと仕込みをしているとマンションに帰ったのは深夜だった。

「今日はまんまるお月様…か。」

今日は満月。狼男が変身したりする日。
だが今の俺は疲れて眠くてしょうがない。だが…

「…あれ?鍵がない!」

なんというミス。まさかの家の鍵を忘れた。ちなみに俺の部屋だけオートロック仕様だから…

「完璧に入れないじゃん…どうしよう…」
「なら私に頼ればいいじゃない。」
「そうそう。詩乃に頼めば…ふぁ??」

後ろを見るといつの間にか詩乃がいた。
…!まさにこれは。

「黒子は僕です?」
「は?」
「いや、なんでもない。…それよりいいの?」
「仕方ないじゃない…早くはいったら?」

詩乃が部屋に入る様に催促する。
お言葉に甘えて入らさせてもらう。
んで俺はベランダに向かった。

「…佳?」
「この掌は…加速する??」
「??」

俺の部屋のベランダと詩乃の部屋のベランダはプラスチックの壁で隔てている。それをイグナイトしてぶっ壊しただけだった。

「ちょっと!佳!」
「ふー…これで寝れる…んじゃ詩乃お休み。」

ポカーンとしてる詩乃を置いて部屋に戻る。ちなみに俺の部屋のベランダの窓は空いている。
俺は疲れてシャワーも浴びずにベッドに横になった。

ー朝ー

「佳。起きなさいよ。」
「ふにゃ…?」

あさおきるとなぜかおおきなねこさんがいた。

「なんでねこさんがいるのー?」
「なんでって…昨日佳が壁壊したからじゃない。というかねこさん?」
「あーそうだったね…おおきなねこさん?ふにゅ!」
「??」

いきなりおれはおおきなねこさんをだきしめた。

説明しよう!雪宮佳は寝起きが悪いので朝いきなり起こされると理解不能な行動をとってしまうのだ!

その日の朝は詩乃が顔真っ赤になりながら大絶叫した。


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