暁 〜小説投稿サイト〜
戦姫絶唱シンフォギア/K
EPISODE8 変化
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話

〜AM 12:00 都内某所 廃工場地区〜


けたましく鳴り響く第一級災害警報。ノイズが出現したことを知らせるそのサイレンはこの廃工場地区でも役目を果たす。それは同時に特異災害対策機動部二課への出現ポイントの詳細と、その区画の避難を促すものでもある。もっとも、こんな場所に人間などいはしないのだが。


『オリャ!』


ノイズを一蹴。灰へと変えたのは赤き戦士クウガの蹴りだ。その後ろでは刀を縦横無尽に振るう風鳴 翼とクウガと同じく拳などの近接メインで戦う立花 響の姿がある。双方に不自然にあいた距離は心の距離だとも言いたいのかそれとも違うなにかなのかはわかるところではないが今日の翼は雄樹が見てもこれだという隙が見れるように動きに無駄がありすぎる。証拠にさっきから響が援護する回数が多く、昨日までの立場がまるで逆転している。

やっぱり気にしているのか剣先がわずかに震えているのが見えた。

ただの気疲れであればまだいい。強引ではあるが無理やりにでも休んでもらえば多少なりとも心の癒しになるかもしれない。でも、もしもっと心の根源にかかわるものだった場合それは手におえないものの可能性がある。そうなった時、自分じゃどうしようもないと思いつつ、クウガ――――雄樹はパンチでノイズを消滅させる。


「ユウ兄、後ろ!」


響の警告で転がって躱す。直後、四つん這いになりながら少し大きめのノイズが上へと上がっていくのが見えた。途中、階段の踊り場で止まるとこちらをまるであざ笑うかのように見下ろしている。

此奴を街に行かせるわけにはいかない。雄樹は地面を強く蹴ってジャンプしノイズのいる場所へと跳躍する。

だが――――


『ちょ…わわわわわ!?』


高さが足りず、途中で落下する。なんとか近くの踊り場に手すりをかけて落下を止めるも、相手はまだ上にいる。このまま階段を上っていけばいいんだろうが、素直に自分が行くまでノイズが待っているとは思えない。なら、やはり跳躍するしかない。自分よりも脚力のある翼は今戦闘中。響はそんな翼のフォローにまわり身動きが取れないこの状況、やはり自分が行くしかないか。

ノイズが上から光線を撃ってくる。それをやむ負えず踊り場から跳んで躱し、地面へと逆戻りして上を見上げる。


『もっと・・・・もっと高く飛べたら・・・・!』


ダメだとわかっていても、やるしかない。雄樹はもう一度踏み込んで、上を目指す。


『イッケえええええええええええええええええええ!!!』


叫びと共に跳躍した雄樹。その色が赤から青へと途中で変化し、雄樹の身体を屋上へと運んだ。いきなり身体が軽くなったような奇妙な感覚にさいなまれながらも着地し、ノイズと向き合ったところで自分の身体が赤から青に変わ
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ