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八神 颯介
魔法少女リリカルなのは編
古河家
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俺は、この魔法生物に両親が殺されるのだろうと思っていた。

しかし、両親は一瞬の隙を突いて、その魔法生物にバインドをかけた。

2人が全力を出して、何とかその魔法生物の動きを止められるようであり、両親も必死だ。

だがその時、モニターに両親の上司と思わしき人物が映り、

ブルザー『これよりアルカンシェルを使用する。古河 秋夫執務官と古河 早苗執務官補佐以外は直ちに撤退!執務官、執務官補佐両名は、そのまま敵の捕縛を続けたまえ!』

秋夫「なっ!?てめぇ俺らに死ねと!」

父さんは叫ぶ。

ブルザー『異論は認めない!これは命令だ!』

通信は、それだけ言って一方的に切れた。

秋夫「ブルザー!糞野郎!!」

父さんは叫ぶが、反応は無い。

周りにいた局員は転送されていき、誰もいなくなる。

秋夫「ぐ・・・・・・早苗。お前だけでも逃げろ」

父さんは母さんにそう呼びかける。

早苗「それは無理です。これは貴方だけでは抑えきれません」

母さんはそう言った。

秋夫「だ、だが!ソーヤはどうなる!?」

早苗「あの子なら大丈夫。昔からしっかりしてるんですも。私たちが居なくてもきっと大丈夫・・・・・・」

母さんはそう呟く。

秋夫「・・・・・・そうだな・・・・・そのお陰で、余り甘えてもらえなかったからな・・・・・・」

早苗「本当ね・・・・・・考えてみれば、余りにもしっかりしてましたから、仕事を優先して構ってあげる時間がとても少なかったですからね・・・・・・・今更気付くなんてね・・・・・・」

父さんの言葉に、母さんは自傷気味に笑った。

秋夫「アクセス。お前たちにソーヤのことを頼みたい」

アクセス『そんな!マスター!』

父さんの言葉にアクセスが叫ぶ。

早苗「ここでバインドを張り続けているだけなら、貴方たちの補助は要りません。だから、ソーヤを・・・・・・私達の息子をお願い・・・・・・」

アクセス『マ、マスター・・・・・・・イ、イェス・・・・・・マスター・・・・・・・・』

母さんの言葉の重みを受け取ったのか、アクセスはその願いを受け入れた。

早苗「ありがとう・・・・・」

母さんはアクセスに礼を言う。

秋夫「聞こえるか?ユウ。すまねぇ、折角の誕生日なのに、俺と早苗は帰れそうにない」

父さんがそう謝罪する。

早苗「ゴメンなさい、ソーヤ。誕生日プレゼントなんだけど、貴方は前からデバイスを欲しがってましたよね?本当なら、新品のデバイスをプレゼントしたかったんですが、私達が手に入れられたのは、かなり高性能のインテリジェントデバイス。それでも、貴方の魔力量には耐え切れないそうです。だから、母さんたちのお古で悪いんですが、アクセスを貴方に
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