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魔法科高校の有能な劣等生
無効化

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不審者四人組は無言だった。
自由を取り戻し身体を動かせる様になっても何も言わない。
ただ動ける様になった、ただそれだけの問題と考えている様な

「達也、コイツら相当ヤバいんじゃね?」

「同感だ。
コイツらが人間か疑ってしまう」

流石の達也も動揺を隠しきれないのか思いがけない事を言ってくる。
が理解出来なくも無い。
人間なら自由を取り戻したら何か言う、部屋に閉じ込められた少年が部屋から逃げ出せた。
そんな事を想像し考えてくれれば分かり易いだろう。
でも奴等にそれは無く動き出す。
まるで機械、心を持たない冷徹で冷たい金属

「ターゲットロック」

機会音、不審者と共に行動していた兵器が動く。
新たに起動式を展開、魔法が発動された。

「ウインドサウンド」

兵器から風、いや台風に近い暴風が吹き放たれる。
それに音、耳にキリキリと響き身体の動きを鈍らせる。

「ま、魔法か?」

「おそらく風の魔法と音の魔法を二重に展開し増幅した魔法
なんだろ、う」

流石の達也も音に耳をやられ言葉が行き詰まる。
それでもこの状況で動き喋られる方が異常だが、

「キャストジャミングは使えねぇのか?」

無理に大声を上ゲ叫ぶ。
こおでもしないとおそらく達也の耳には聞こえないだろう。
だが、

「無理だ。
魔法自体が無効化されている状況なのに魔法が使える訳がないだろう。」

お前って本当に冷静だな、
こんな訳の解らん状況下でここまで冷静沈着に出来れば超一流のエリート何だろうけどさ。

「?」

そこでふと疑問に思った事が合った。


「なんで、奴は魔法を発動出来るんだ?」
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