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47二択
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スグを助けるために俺はある場所にたどり着いた。そこは………
「よくここがわかったなぁ」
「埼玉県に海はないからな」
「リュウヤ!!」
山の方だ。小屋の中にはスグが椅子に縛られてる。
「スグを返せ俺にようがあるんだろ」
「ああそうさその前にこれをつけろ」
そう言ってその男ーー七が腕時計を渡してくる。 怪しいがこれをつけないとスグを助けられない。仕方なく俺はこれをつける。
「さぁーてシンキングタァイーム、その腕時計は爆弾でぇーす。時間が来るとぉドーンと爆発しまぁーす。止めるにはその剣でこの世界にいるあなたの仲間を全員殺すかこの俺を倒すかでぇーす。こう見えて俺は十二星の一人、あなたには勝てませんよぉ制限時間五分。スタート!!……ッハァ?!」
俺はスタートと同時に相手に切りかかる。相手はそれをスグにかわす。
「それが貴方の答えですか!!なら私も手加減しませんよ。」
そう言って七が何かを召喚する。………てか本当にここどこだ?!
「右の天秤すり抜け、左の天秤激重……二つにひとつ!!左!!」
そう言うと天秤の片方が消滅し七は残った方の剣を取る。俺は相手にもう一度切りかかる。それを相手は受け流す。全力で踏み込んでいた俺の体はそれに会わせてバランスを崩す。しまった!!
「ほぉれえ!!」
「ガハッ!」
「リュウヤ!!」
何とか急所だけは外したが左目の視覚が無くなる。左目をやられた。今度は七が突っ込んで来る。俺はそれを真正面から受け止めようとする。しかしそれを読まれ俺の腹にその剣が突き刺さる。………おかしい。自信を持っている訳じゃないがこの俺が読まれた……しかもなんだこの感覚……この世界に来たときから懐かしいような変な感覚におちいっている。それにここに来るとき何回か頭が痛くなった。なんなんだ一体……。
「さて後二分どうするのかなぁ?」
今の俺には勝ち目がない。今からスグをつれて逃げようにもこの爆弾のお陰でそんなことが出来ない……待てよ。後二分で勝ち目がない。なら勝たなければいいんじゃ……。そう考えると俺はもう一度相手に突っ込む。そして俺は七の腕をつかむ。
「?!まさかお前!!!」
「ああ、そうだ……一緒に逝こうぜ!!」
勝てないならこいつを道連れにする!!
「リュ……ウヤ……」
「スグ……ゴメンな守るって約束したのに………好きだせお前のこと」
甲高い音がなった後、腕時計から眩しい光が放たれる。
「リュウヤ!!!!!」
薄れゆく意識の中スグの叫び声が聞こえ謎の光景が見えた。
涙を流しながら俺のことを見る人物、どこかで聞いたことある声でリョウと何度も呼んでいた。あれは誰だったんだろう?

「おい早く準備しろアイツににたやつがアーガスいるらしいぞ」
「え?本当?お兄ちゃん」
「ああ、卯月さんが教えてくれたアイツに瓜二つらし
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