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伝説となった狩人達
九人目
PROMISE
終話

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そんな事があって、もう二十年が過ぎた。


ある日…

かなりの重傷を負って、若い狩人が一人帰ってきたんだ。

街は噂で持ちきりだったからな。



なぜかってお前…

覇龍のデかい尻尾と、背中の堅い外皮を剥いで…
それを持って帰ってきやがったんだから…



その外皮から、全く傷の無い刀が一本…

出てきたらしいぜ?







なあ…ばあちゃん…

俺のとうちゃんとかあちゃんは…
俺を嫌いで捨てたのかな…





馬鹿だねえ…

じゃあ、あの日の話をしてやろうか…



夜中にね…

アンタの泣き声と、戸を叩く音が響いてねえ。

それで目が覚めて外に見に行ったんだよ。



そしたらね…

入り口でアンタが泣いててねえ。


少し離れた所で…

酒瓶を担いでる、赤っぽい鎧を着た狩人さんが立っててね。


申し訳無さそうに…
私に一礼して…


スーっと…

消えたんだよ…







約束しような…ってよ…
口で交した約束が普通だろうけどな。


自分で決めた、大事なもののための…

相手のいない約束っつうのはよ…

死んでも守りたくなるんだろうなあ…

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