第13話 出会いの裏
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自転車で学校に向かう為乗ったソレの……多分サドルの裏なんかに爆弾を仕掛けておけば。世にも奇妙なチャリジャックの完成だ」
「…………………」
「……アリア、どうする?」
と言っても、ここまではクルトの完全な憶測。推理とも呼べない妄想である。
しかし、クルトが言った可能性を、アリアは完全に否定する手段を持ってはいなかった。なら彼女としても、その「推理」を確かめない訳にはいかない。
―――もし間違っていたら、「ももまん」を沢山買って貰えばいいだけだ。
アリアは一人そう考え、いつも通りの不遜でいながらも、可愛らしい笑みを浮かべながら、クルトを見る。
「―――勿論確かめに行くに決まってるじゃない。あたし達の日本最初の功績としては些か物足りないけどね!」
その言葉に、クルトは口元をニヤリと吊り上げるのだった。
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