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妖精の義兄妹の絆
六魔将軍現る!
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タッタッタッ

「見えてきた!!! 樹海だ!!!」
ナツは一足先に樹海を目にとらえた。
「待てよナツ。」
「やーだねーっ。」
「一人で先走るんじゃない。」
ナツの後ろにはグレイとエルザ、蛇姫の鱗のリオンとシェリー、青い天馬のトライメンズが走っている。
「ちょっと…!みんな…足…速すぎ…。」
その後ろで息を切らしながらルーシィが走ってる。
「お姫様だっこしてあげようか?」
「僕は手をつないであげる。」
「オレから離れんじゃねーよ。」
トライメンズがルーシィに絡んでくる。
「うざい!!!!」
すかさずルーシィが一蹴する。ルーシィより後ろを走っていたのはウェンディとシャルル、エマ、ハッピーだ。
「ウェンディ!!もたもたしない!!」
「だってぇ~。」
「オイラもがんばるからね!!」

ゴォォォォォォォォ

「!!」
「なに?」
何かがナツたちの上空に現れた。ナツは突然止まった。
「おわっ!!急にとまんじゃねえ!!」
「ぐお。」
そのせいでグレイはナツにぶつかりその場に倒れこんだ。
「おお!!!」
エルザは空を見上げ声をあげた。
「魔道爆撃艇クリスティーナ!!!!」
「すげぇ!!!」
「あれが噂の…天馬!!!」
みんなはクリスティーナを見て驚く。だが次の瞬間、

ボン、ボボン

「え!?」
「そんな…。」
「クリスティーナが…!!!」

ドゴォ

「落とされたァ!!!!」
みんな何が起きたのかわからないまま、クリスティーナはもろくも墜落していった。
「どうなっている!!?」
そのとき、クリスティーナが墜落したことでできた土煙の中から複数の人影が現れた。
「誰か出てくる…。」
「ひえーっ。」
グレイがそう指摘するとウェンディは岩影に隠れた。
「ウェンディ!!」
そして、ナツたちの前に姿を現したのは、



六魔将軍だった。
「「六魔将軍!!!!」」
「うじどもが、群がりおって。」
そう言ったのは六魔将軍の司令塔ブレインだ。
「君たちの考えはお見通しだゾ。」
「「ジュラと一夜もやっつけたぞ、どーだ。」」
「何!!?」
「バカな!!!」
リオンとレンはその事実を知り、ありえないような顔をしている。
「動揺しているな?聴こえるぞ。」
体に大蛇を巻きつけている男、コブラが言う。
「仕事は速ェ方がいい。それにはアンタら、邪魔なんだよ。」
サングラスをかけている男、レーサーが敵意剥き出しに言った。
「お金は人を強くするデスネ。いいことを教えましょう。“世の中は金が全、」
「「お前は黙ってろ、ホットアイ。」」
顔の形が特徴的な男、ホットアイはコブラとレーサーにより言葉を中断させられた。
「ぐーぐー…。」
「なんか眠っている人いるんですけど…。
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