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亡命編 銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)
第百二十話 皇帝の地位
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スクリーンからどよめきが聞こえました。トリューニヒト議長の顔がフラッシュで何度も白く光ります。
「捕虜交換? これって和平交渉と繋がってるよね」
「多分ね。仕掛けたのはヴァレンシュタイン委員長だろう。あそこで控えている」
ノエルベーカー委員とバーバー委員の会話に皆が頷きました。

「ミハマ大佐、国防費、減りそうだね。組織作りも急いだ方が良さそうだ」
「そうですね、デロリアン委員。皆さん、仕事をしましょうか」
デロリアン委員が溜息を吐きました。私も溜息を吐きました。
「そうだね、仕事をしようか」
リード委員が声をかけると皆が頷きました。




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