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気付いたらTSしてHUNTER×HUNTRの世界へ
第四話『三次試験』
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現在三次試験会場へと飛行船にて移動中
今の時刻は夜中の8時で
三次試験会場への到着予定時刻は朝の8時と12時間ほどあり
それまでは各自飛行船内で自由にしていて良いらしい
ボクはのんびりと寝ていよおうと
人が居なさそうな所を探そうと歩き出した所で
「ゴン!ヒカリ!飛行船の中 探検しようぜ」
「うん!ヒカリも行こうよ!!」
キルアとゴンがそう言った後に
ゴンに手を掴まれて飛行船内探検へと連れて行かれた

その後
あらかた飛行船内を見回ったあと
飛行船の窓から外の景色を眺めながら
ゴンがキルアの両親が何をしている人なのかを聞いたりしていると
後方から強力な視線を感じて
ボク達は素早く振り向いたが誰も居なく
「どうかしたかの?」
後ろから誰かが話しかけてきたので振り向くと
ハンター協会会長のネテロがゆっくり歩きながら近づいてきていた
「ネテロさん こっちの方から誰か近づいてこなかった?」
ゴンがさっき視線を感じた方を指さしながら聞くと
「いーや」
ゴンの問いにネテロは否定の言葉で答え
そして
「素早いね年の割に」
キルアがネテロに対してそう言うと
「今のが?ちょこっと歩いただけじゃよ」
キルアの言葉にはネテロはそう返した

キルアにはさっきのネテロの動きが少しは見えていたみたいで
ネテロ自身は先ほどの動きは全然本気では無いような発言だ
「じいさん何かよう?」
キルアが問うと
「退屈なんで遊び相手を探してたんじゃよ」
ネテロはそう答えたあとに
「おぬしらワシとゲームをせんかね?
もしそのゲームでワシに勝てたらハンターの資格をやろう」
そう提案をした

そしてネテロについて行った先にあった部屋は
特に何もないただ広いだけの部屋で
ネテロは部屋にあったボールを手に取り
「この船が次の目的地に着くまでの間にこの球をワシから奪えば勝ちじゃ
そっちはどんな攻撃も自由でワシの方は手を出さん」
ネテロがゲームの説明をすると
「ただ取るだけでいいんだな?じゃ俺から行くよ」
キルアが一歩前に出てそう言った
そのままキルアはネテロを中心に円を書くように歩き出した
するとその姿が……普通の人になら何人にも見えるであろう歩法を使っていて
ゴンは驚いていてネテロは関心しような感じだ
そして複数人に見えるであろうキルアは
一斉にネテロへと向かうが
ネテロに軽くあしらわれてしまい
それならとキルアは
ネテロの右足を常人の足なら粉々になりそうな勢いで蹴りを入れた
だがしかし
ネテロの足が悲鳴を上げる事はなく逆に
「いってぇ〜〜〜!!」
悲鳴を上げたのはキルアの方だった
「鉄みたいだぜ あのジーサンの足」
キルアは涙目でそう言いながらゴンにタッチし
「よーし 次はオレだ!!」

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