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気付いたらTSしてHUNTER×HUNTRの世界へ
第二話『一次試験』
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っでヒカリは年いくつ?んでいつ追い抜いたの?」
キルアがボクの年齢を聞いた後に
何処でキルア達や試験官を追い抜いたか聞いてきたので
「11歳……開始10分後ぐらい?」
「えっ!?同い年っ!?」
「はぁ!?開始10分後だって!?」
ボクが素直に事実のまま答えると2人は驚いていた
そしてそまま会話を続けようとした所で
地下からの出口のシャッターが閉まり
試験官のサトツさんが話し始めたのでボクたちは口を閉ざした
「ここはヌメーレ湿原、通称『詐欺師日のねぐら』
ここの動物たちは人間をあざむいて食料にしようとする
騙される事の無いよう注意深く私のあとをついて来て下さい」
サトツさんがそう説明すると
「嘘だ!!そいつは嘘をついている!!」
地下からの出口の影から傷ついた一人の男が現れ
「そいつは偽者だ!!俺が本当の試験官だ!!」
サトツさんを指差しそう叫んだ
「これを見ろ!!」
その男が引っ張り出してきたのは人面猿で
何となくサトツさんに似ているよな気もする
そしてこの男は人面猿の説明をした後に
「そいつはハンター試験の受験生たちを一網打尽にする気だぞ!!」
男がそう言った瞬間数枚のカードが男の顔面に突き刺さった
その同タイミングでサトツさんと何故かボクにもカードが飛んできて
サトツさんは見事にキャッチして
ボクは半歩体を反らす事で回避した
「なるほどなるほど?これで決定◆そっちが本物だね?」
そう言ったのは
先ほどトランプのカードを投げた張本人ことヒソカ
「試験官ってのは審査委員会から依頼されたハンターが無償で任務につくもの?
あの程度の攻撃を防げないわけないからね?」
そう言った後に
「あとソコの君?」
僕を指さした
「隠してる見たいだけど相当出来るね?」
「…………」
ボクは何も答えずに黙秘し
その後はサトツさんが試験官への攻撃に対して注意をし
「それではまいりましょうか 二次試験会場へ」
ヌメーレ湿原を進みだした

全員が走り出したのを確認してから
のんびりと行こうと思っていたら
「ヒカリ早く行こうよ」
「急がねーと試験官のおっさん見失っちまうぜ?」
何故かゴンとキルアがボクの腕を引っ張り走り出した
そのままボクは湿原のぬかるみを走りながら
(あーぬかるで泥が跳ねて靴が汚れるー)
そんな事を思いながらゴン達の後をついていった

少し走ると霧が濃くなってきた頃
「ゴン、ヒカリもっと前に行こう」
キルアがそう言ってきて
「うん 試験官を見失うといけないもんね」
ゴンが答えた
しかしキルアの懸念はゴンのとは違って
「そんな事よりヒソカから離れたほうがいい
あいつ殺しがしたくてウズウズしてるから」
そんな会話を聞きつつ
ボクは無言で欠伸をしながら走っ
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