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貯蔵能力を持つ赤龍帝
襲撃と蹂躙
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曹操の相手は任せた」
「了解、ペルソナ」

ペルソナと言いつつ、有里は真の姿に戻る。

「死神まで眷属にしていたか、さすがだな」
「そう言ってられるのも今のうちだ」

ちなみにリインフォースは結界を解析している。
なにも言ってないのは指示しなくてもやってくれるからだ。

「よし!」

リインフォースが結界に穴を開けるとそこから555のジェットスライガーのような物が入ってきた。

「おい、一誠、なんだよ、これ!!」

アザゼルは目を光らせて興奮しながら聞いてきた。

「俺の作った、ティラノスライガーだよ」

そう、ティラノザウルスを化石から復元しジェットスライガーと融合させた物がティラノスライガーだ。

「さあ、実戦でのテストだ!!」

まずは軽く大量のオルフェノクモドキを大きな車体で轢く。

「次はこれだな」

運転しながらの操作は難しいが、使いこなせないなんてことはない。

『ターゲット、ロック』

マルチロックオン機能もビーム砲門も追加されたティラノスライガーに死角はない。
発射ボタンを押すと凄い数のミサイルやビームがオルフェノクモドキを蹂躙する。その他大勢を巻き込んで。

「うおお、死ぬ死ぬ!!」
「化け物が!!」

英雄派のしたっぱどもだ。

「さて、次はお前だ」

曹操を見ると絶望した顔になっていた。

「いや、ま、待つんだ、は、話をしよう」
「だが断る!!」

取り合えず体当たりでぶっ飛ばそう。

「く、来るな!ギィャアア!!」

曹操は吹き飛んだ。

「さすが一誠、汚い」
「テロリストに容赦はしない」

アザゼルはさらに興奮している。

「すっげぇ!!マジかっけぇ!!」
「こいつはまだ変形を残している」

そう、ジェットスライガーとの一番の違いはそれだ。

「マジで!?すっげぇ!!マジすげぇよ!!見せてくれよ!!」

アザゼルは子どものようにはしゃいでいる。

「落ち着け、どうやら敵は逃げたようだしな」

そこには手紙が置いてあった。

「えー、何々?『二条城で待つ』果たし状か」
「わざわざ探す手間が省けた」

いつの間にか結界もとけて外にでてきた。まあ、目立つのでティラノスライガーは海に隠しておく。
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