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学校内接戦(中編その2)
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ェノク達は生徒達が急に笑い出して、気味が悪くなった。
やりたいことがやれる。
邪魔するなら誰であれ殺す。
「「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ??」」」
もう数人のオルフェノクではどうしようもできなかった。いくらオルフェノク達が人外でも800人の人間に押されたら勝てる気がしない。多勢に無勢。
それだけではない。
彼らは狂ってしまった。
それだけで十分危険なのだから。恐怖に耐える精神はとっくに追い詰められ崩壊もいいところまでなってしまった。

玲side
なんだよこれ。
なんなんだよこれ。
学校が荒れてやがる?どうなってんだよ!
「いやぁぁ!離してぇぇ?」
「もう世界の秩序は終わったんだよ!やりたい放題やらせろ!」
オルフェノク一体相手に何十人かが襲ってきている。オルフェノク達も一人二人殺したところでひるむことはない。
「は、離せぇぇ!」
「バンザァァァイ??」
オルフェノクは3階から落とされた。こんなの狂ってる。こんなの頭がどうにかなってしまいそうだ…

「玲!後ろ?」
?包丁?
こいつ第二体育館で不良達と一緒にいたギャルか?
「ねぇえ?私の彼氏サクって殺っちゃった!なんで殺しちゃったんだろう?あハ?アハハハハ?ねえ?恋してるよね?私見てたよぉ?虐められっ子の美香と愛し合ってたんだよねぇー?だからさ?ムカつくわけよ?特にあんたのようなモテないやつが彼女出来たって?お前のような彼女持ちのクソ野郎はとっとと死ねェェェエ?」
今俺は変身してない。
避けないと殺される…!


ズサッ
「…ランサー」
槍を心臓に刺されて殺されたか…
どうしてこうなってしまったんだ。どこでこいつらは狂ってしまったんだ?
「こんなに荒れるとはな。俺達はオルフェノクを倒そうとしたつもりが人が人を殺そうとする。
秩序が一瞬に崩壊したらこれか。ある意味最悪だな。この世の終わりを見たような気分だ。」
「平常心が崩壊して…人としても最悪な行為を目の前で平然としておりますし、何しろ考えているのをやめて力づくで欲しいものが手に入れることになってますわ。私は絶望したままの状態で生気を奪うのは好みです。ここの女の生徒の生気を吸おうとしましたが吸う前に拒絶されて階段から落ちてしまいましたわ。それにこんな醜い光景をずっとは見ていられませんわね。」
崩壊した平穏。
何をしても誰からも言われない。
みんなが我慢していたものが開放的になっていた。
やりたいことをやる。
お腹が空けば食べる。
寝たいなら寝る。

そんなことは猿でもできる。
けれどみんなは人間だ。
考える生物だ。
しかし、安定を治めるものが無くなった今となってはどうしようもない。しかし、それを何とも思わないオルフェ
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