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ナギの親友物語
11話
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紅き翼で居場所が正確な奴なんて今は、え〜とクルト、詠春位なもんだ。ラカンの場合はそこ等辺の辺境で飲んだぐれてるだろうし・・・確かにナギだけはよくわかんねぇな、いや、でもあのナギだぞ?あいつを殺せる奴なんて俺ぐらいなもんだろ。俺だって危ないのに
「まぁ、ナギの行くをあそこが知ってるはずは無いが、アスナちゃんもそろそろ学校に通い始める歳だし」
「アスナちゃんの感情を戻すのも俺達と居るより良いかも」
学校は勉強以外にも学べる事が多いのだ、中学で退学した俺だが、ナギとと言う親友を作れたのもなんだかんだ言って、学校の御蔭だし。
「それに、あれだ、お前そろそろエヴァの呪い解かないと不味くないか?」
「は!」
「忘れてたんだな・・・」
ま、まずいぞ!これは本格的に俺の死亡が確定じゃないだろうか!?い、いや待て!帰ってる間に考えればいいんだ!どうせナギだ力任せにかけた呪いだ、同じく力任せにやれば上手くいくだろ!うん!そうだ!
「・・・明日の朝から出るから涙拭いとけよ」
「・・・・うん」
世界救った英雄でも怖い事はあるんだよ!悪いか!



「とうとう着いてしまった・・・ここが悪魔の城か・・・ガトウ、タカミチ、俺を守れ、アスナちゃんは大丈夫だ」
「如何見ても平和な学園だが?」
ガトウ達が呆れた目で見てくるが、そんなことは無いぞ!俺にはナギとラカン並の強さを持った悪魔が待ち構えているラストダンジョンにしか見えないぞ!?なんだあのダークオーラは!?
「人間が放って良いもんじゃねぇぜ・・・」
「吸血鬼ですからね・・・」
タカミチの冷静なツッコミ・・・すっかりたくましくなったもんだ。
「ま、まずは学園長に挨拶だな・・・全員魔力、気を極限まで抑えろよ?そうだ、ガトウ、学園長には俺達が今日来る事伝えてるよな?万が一この結果に引っかかった日には、お前!」
「落ち着け、学園長には伝えてる」
「あの〜」
「どうした、タカミチ」
「幾らなんでも怖がりすぎでは?」
「なに?」
「幾ら最強の吸血鬼でも魔力を封印されている状態で、アレンさんに勝てるとは思えなんですが?」
「ふむ、タカミチ君の意見はよく分った。だがね?相手は600年も生きているロリババだ。いいか?600年だぞ?其れだけ期間あいつは戦って来たんだ。そしれ生き残っている。魔力が封印されてるからと甘く見ていたら死ぬぞ?」
「わ、分りました!」
俺の何時に無く真剣な態度で分ったのか、神妙な顔で頷くタカミチ。また若者命を救ったぜ。
「アホらしい」
「ほらさっさと行くぞ」
それに比べてあの二人は冷たいとです・・・


「ホッホッホ、良くぞ来てくれた、まぁお茶でも飲んでゆっくりしてくれ」
「茶より呪いをとく為のなにかをくれ」
「・・・・アスナちゃんまた少し大きくなったかい?」

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