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ファイアーエムブレム 〜神々の系譜〜
第二章 終わらせし者と月の女神
第五話
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 ロキがそう言うと、ジャムカは目をロキが見ている方へ目を向けた。

 「嘘だ」

 ジャムカが見たものは、まごう事なき女性。さらに女神と評されてもおかしくないほどに美しい人であった。しかも、その人は泉の上を歩いているようにも見える。

 「あなたが、落としたのはこの剣ですか?」

 そしてロキに差し出される一本の剣。それは、先ほどロキが落としたものとは似ても似つかないほどの美しさと鋭さを兼ね備えた剣であった。

 「いいえ。私が落としたのはその剣ではございません」

 「そうですか。あなたは正直者ですね、ではこの剣をロキ様に差し上げます」

 「ありがとうございます」

 「それと、我が主から言伝を預かっております」

 「言伝? それになぜ私の名を?」

 「それはあなたは既にわかっているはずです。それでは、『次はブラギの塔へ上れ』とそう仰っていらっしゃいました。それでは、失礼します。また、お会いしましょう」

 「ええ」

 そう言うと、ロキとジャムカの目の前から女神は泉へと落ちるかのように消えていった。

 「ロキ殿、これは一体」

 「賭けは私の勝ちのようです。これから友達としてどうぞよろしく」

 「ええ……それは、もちろんですが。さきほどのことは如何に?」

 「できれば内密に。これは私とあなただけの秘密に致しましょう」

 「いいのですか。これは、あなたが神に選ばれたと言っても過言ではないことですよ」

 「いいんです。私たち友人同士の秘密で」

 そう言うと、ロキは女神からもらった剣を腰に差し乗ってきた馬の下へと向かった。ジャムカは先ほどのことが未だ信じられず、呆然としていたがロキについていくようにその場を去った。

 これ即ち、グラン歴750年のことであった。





 これあれだな、今までに何回もこんな風な経験あるけどこの剣、勇者の剣的なやつだな。まぁもらっとけるもんはもらっておきたいし、これ装備するだけで強そうの見えるからまじいい感じだわ。それでブラギの塔か……どこだっけそれ?

 こんなことを考えていたロキなのであった。 
 


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