暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第175話 存在
[2/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
《サラマンダー》に取られちゃった。」

シェ「もぉ。アチュールったらしっかりしなさいよ!」





一方その頃、

ト「ありました!」

街の舞台(ステージ)で宝を2個見つけたトーヤは街の舞台(ステージ)から雪原の舞台(ステージ)へ移動し、雪の中から3つ目の宝を見つけたところだった。トーヤは宝に付いた雪を掃い、羽織っているローブで包む。

マ『私達すごい順調じゃん!よぉ〜し、どんどん宝を見つけよう!』

ピンマイク越しに聞こえるマヤの声もすごく楽しそうだった。

ト「(宝を探す側だったら、マヤさんはもっと楽しんでいたんでしょうね・・・)」

そう思ったその時、背後から何者かの気配を感じ、トーヤは振り向くのと同時にその場から遠ざかる。そこにいたのは顔全体を覆う銀色の仮面を着けた死者の仮面(デスマスク)のオーガンスだった。

ト「(いつの間に・・・!?)」

マ『トーヤ、隙を突いてそいつから離れて。何をされるか分からないよ。』

ト「分かりました。」

死者の仮面(デスマスク)に仲間を傷つけられたのを目の当たりにしているマヤとトーヤは、オーガンスが死者の仮面(デスマスク)である限り良くない事が起こるのはすでに予測出来ていた。
トーヤは左手を胸の前に置くと、

ト「我と、心を通わせ、姿を現せ!出て来い!雪女!」

地面に紫色の魔法陣が浮かび上がり、そこから長い黒髪に同じ色の瞳、赤い唇、真っ白な肌と着物を着た雪女が姿を現した。

チャ「出たぁぁぁっ!これぞ失われた魔法(ロスト・マジック)怪物召喚(モンスターズ)!!」

チャパティ・ローラは初めて見る怪物召喚(モンスターズ)に目を輝かせている。

ト「雪女、吹雪を起こしてくれっ!」

雪「はい〜。」

トーヤの指示に従い、雪女は左手を口元に近づけるとふぅ〜と息を吹く。すると、雪が降り始め、風が吹き、辺りを白く覆い尽くす。視界が悪くなり、さっきまで目の前にいたオーガンスの姿さえ見えなくなってしまった。

マ『トーヤ、今の内に。早く!』

ピンマイク越しのマヤの声も若干震えていた。トーヤは雪女を妖霊界に帰らせると足早に雪原の舞台(ステージ)を後にした。





一方その頃、

ナ「でぇりゃあっ!」

ロ「うぉあっ!」

ナ「おらぁあっ!」

ヒ「キャアッ!」

森林の舞台(ステージ)から砂漠の舞台(ステージ)へ移動したナツはそこで出会わせた四つ首の猟犬(クワトロケルベロス)のロッカーと、気楽な禿鷹(イーズィーコンドル)のヒリアに攻撃を食らわせ宝を手に入れていた。だが、ロッカーは宝を持っていなかった。これでナツが手に入れた宝は3個だ。

ウェ『すごいですねナツさ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ