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ストライク・ザ・ブラッド 奇妙な右腕の不幸少年と奇妙な不幸吸血鬼
ディミトリエ・バトラー

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「誰だ、お前?」
そこには、人が立っていた。年は20代位、この熱い中全身を白い服、見ているだけで暑苦しい
まるでこれから何かのパーティーに行くかの様なそんな感じの金持ちの坊ちゃん。
「人に名前を聞くときは自分からって教わら無かったのかな?」
それはため息をつきながら、自分の金髪をいじりながら言う。
「ああ、そんな事教わった覚えがない。」
第一、なんの気配もなく俺の背後に立っている。そんな奴に名前を教える必要は無い。
「教わってないんなら、しょうがない。」
「僕の名前はディミトリエ・バトラー。以後をお見知りおきを」
それは自分の自己紹介し始め、話を続ける。
一応、自己紹介されたので俺も自己紹介をする。
「白蓮、信託」
「いい名前だ。よろしく、白蓮」
「早速だが白蓮、君に聞きたい事がある。」
「俺に聞きたい事?」
さっきは後ろから現れ自己紹介をしそして聞きたい事?
なにがコイツの目的かさっぱり分からない。しかも俺は今、ビルの頂上にいる。この屋上に来るには階段か
エレベーターを使い屋上のドアを開けやっとここに来れる。
それをバトラーと名乗る優男は急に現れる。音も無く、ドアを開けた形跡もなく。
「君はどこから来た?」
「どこから来た。そうだな遠い島国から、」
まぁ少し違うが言っている事は合っている、嘘は言っていない。
「嘘が上手だね。」
「嘘は言っていない、事実だ。」
少し、沈黙が訪れる。どうやら奴は気付いているのだろう、俺が何なのか
「君は何か捜し物をしているんじゃないか?」
捜し物、確かに人は捜している。さっきまでレーダに映っていたイマジンブレイカーを急にレーダから姿を消し
行方が分からなくなった。
「その捜し物が何処にいるか僕が知っているとすればどうする?」
「お前、何か知っている?」
「さー、どうだろうね。」
優男は振り返り歩き始める。ゆっくりと一歩ずつそしし、ポケットからサングラスを取り出しかけ始める。
「僕に勝ってたら教えてあげてもいいよ。まぁ、勝ってたらだけど」
その言葉を聞いた俺はイマジンシャドウを確認する。
戦闘モード、サイエンスブースター
「その言葉、忘れるなよ。」
「後悔すんなよ?」

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