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デート・ア・ラタトスク
訓練
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訓練をやるとか」

「………ちなみに来なかったらどうなるんだ?」

「フラクシナスから紐なしバンジーをさせると言ってました」

絶対に来いと言わんばかりの脅迫に士道は迷わず頷く。そしてテネブラエは伝言を伝え終わると闇の中へ消えていった


















─────そしてあっという間に放課後になる。


「そういや、エミルにマルタはなんで学校に来たんだよ?」

物理準備室に向かう士道がエミルとマルタに問いかける

「僕この世界の学校に行ってみたいなって琴里に言ってみたら、入学手続きってのをして来れたんだ」

「私はエミルと一緒にいたいから来たんだ♪」

エミルの理由とマルタの理由に激しい温度差があるような気がするが、一応そう受け止めておこう

物理準備室に入ると、三人は驚いた。三人の視界には物理準備室には絶対に無いであろうコンピュータやディスプレイ、その他見たこともない様々な機械で埋め尽くされていた

「……おや、来たか。三人共」

「「「なんですか、この部屋」」」

三人がハモリながら令音に問いかける

「……部屋の備品さ?」

「なんで疑問系!?」

「ていうか、それ以前にここにいた先生はどうしたんですか!」

確か、ここにはもともと善良で目立たない初老の物理教諭・長曽我部正市がトイレ以外で唯一安らげる空間だったはずなのだ。その長曽我部正市の姿は今、どこにもない。もちろん、今日転入したばかりの二人は知らないが

「……ああ、彼か。うむ」

令音があごに手をやり、小さく頷く

「………………」

「………………」

「………………」

「………………」


そのまま数秒が過ぎると

「……まぁ、そこで立っていても仕方ない。入りたまえ」

「うむ、の次は!?」

「一体何をしたんですか!?」

たまらず二人はツッコミを入れる。マルタは令音のスルー力に唖然とする

「あ───もう…うるさいわね。二人のセンスのないツッコミが外まで筒抜けよ!!」

「琴里……あれ?なんでお前がここに…ここは高校だぞ」

「ちゃんと手続きしてきたわよ。ほら」

よく見ると、来賓用のスリッパを履き、制服の胸に入校証をつけていた

「───で、これから何をすんのかちゃんと説明してくれるんだろうな」

「それはこの訓練ソフトをやれば一発よ!!令音!」

「ん……」

令音は机の上のモニタに電源を入れると、ポップな曲とともに、カラフルな美少女達が画面に表示され、タイトルと思わしき『恋してマイ・リトル・シドー』のロゴが出る

「これ……何?」

「よく分からないんだけど……」

「ギ
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