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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第2章
戦闘校舎のフェニックス
第50話 決戦終了です!
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「そんな!どうして!」
千秋が目の前の映像の状況に驚愕していた。
副部長とライザーの女王(クイーン)の戦いは副部長の方が若干押していたために副部長が勝つと踏んでいた為に衝撃だったのであろう。
『ドゴォォォォン。』
『「木場!?木場ぁっ!!」』
爆発音が聞こえた映像を見ると、倒れながら光の粒子となって消えていく木場と木場の名を叫ぶイッセーが映っていた。
『「リアス様の騎士(ナイト)一名リタイア」』
『「撃破(テイク)」』
『「またお前か!!」』
木場をやったのはライザーの女王(クイーン)であるユーベルーナであった。
「な、何であんなに無傷なのよ!!」
燕の言う通り、ユーベルーナはさっきまで激闘を繰り広げたとは思えないほど綺麗過ぎていた。
『「遅かったですわねユーベルーナ」』
『「あの女王(クイーン)噂通りの強さでした。やはりこれの力を借りることに」』
ユーベルーナが懐から空の小瓶を取り出した。
(……あれはまさか…)
『「勝ちは勝ちですもの。やはり貴女が一番頼りになりますわ」』
『「でわ」』
ユーベルーナはライザーの飛んでいった。
『「何だその瓶!?」』
『「フェニックスの涙。いかなる傷も一瞬で完治する我が一族の秘宝ですわ」』
やはりフェニックスの涙だったか。
『「そんなのありかよ!!」』
『「あら、ゲームでの使用もちゃんと二つまでは許されてますのよ。そちらだって聖母の微笑(トワイライト・ヒーリング)を持つ僧侶(ビショップ)がいらっしゃるでしょう?」』
携帯性でいけば、涙の方が有用性があると思うがな。
そして相手はもう一つ涙を持っている。
つまり、ライザーに使用すると考えれば、ライザーには不死身に加えて一回の復活権があると言う事になる。
部長陣営は部長、イッセー、アーシアの三人、さらに三人とも消耗し、アーシアは体力を回復させる事ができない。
誰がどう見ても部長達のじり貧であった。
勝負あり(チェックメイト)か…。


「うふふ。これは私の一族にしか作れない為、高値で取り引きされておりますのよ。不死身に涙、レーティングゲームが始まってからフェニックス家は良い事尽くめなのですわ。おほほほ…って、ちょ、ちょっと無視ぃっ!?」
ライザーの妹が何かをペラペラと喋っていたが、今は部長が最優先な為、放っておいて走り出した。
「……プロモーションだ…俺に女王(クイーン)の力を!…」
新校舎内に入るなり、俺はすぐに女王(クイーン)にプロモーションした。
力がみなぎってきたが、体力まではどうにもならなかった。
だがそんなのは関係なかった。
俺は部長の下へ走り出した。
(待っててください!俺は必ず部長を勝たせてみせます!!)


『「部長!兵藤一誠ただいま参上しました!!」』
『「イッセー(さん)
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