暁 〜小説投稿サイト〜
SAO−銀ノ月−
アインクラッド-Round ZERO-
prologue

前書き [1]後書き [2]次話
「またな。」

「また明日!」

小さい時から通っている剣道場を後にして、少年は帰宅した。
家には郵便物が届けられていた。
家族は留守のようで、玄関に放置されていた。

意外と重いダンボール箱を抱え、家の中に入った。

郵便物の受取人は俺だったが、何も心当たりはない。

とりあえず開けてみよう、と思いダンボール箱を開けてみると。

中には、ヘッドギアのようなものが入っていた。

なんだこりゃ、と思いつつ近くにあった説明書らしき本を取り出した。

タイトルはこうだ。
『ナーヴギア』

やはり心当たりはない。間違いだろうか。

更にもう一つの説明書らしき本を取り出すと、違うタイトルだった。
『VRMMORPG−<ソード・アート・オンライン>

…ああ、どこかで聞いた名前だな、とようやく思い至る。

確かネットとゲームに詳しい友人が騒いでいた。

いわく、新世代のゲーム。
いわく、フルダイブがどうのこうの。

ネットにもゲームにも詳しくない少年にとっては、何の意味もない情報だと思っていたが…
存外、役にたった。
『ナーヴギア』
説明書以外には、手紙が入っていた。
文面は、かいつまんで発表するとこうだ。
「フルダイブシステムにおいて、古流剣術が再現出来るかをテストするためにログインをして欲しい。

      茅場晶彦」

茅場晶彦という名前には聞き覚えがあった。
前出の友人からの話だが、この『ソード・アート・オンライン』のプログラマーということは。

これを少年は、茅場晶彦からの挑戦状と受け取った。
すなわち。
「そちらの古流剣術をこちらの最新技術は再現出来る。」
と。

少年は部屋で『ソード・アート・オンライン』をプレイする準備を早速整えた。
説明書によると、初期装備に日本刀はないようだったが、設定を作る画面にはあった。

茅場晶彦の特別な処置だろう。
少年の得物は日本刀だ。

説明書を途中で読むのを止め、<ナーヴギア>を被った。

家族へのメモも残したし、茅場晶彦の手紙も近くに置いておいた。

人生で始めてとなるフルダイブシステムを使ったゲームに、少年はワクワクしていた。

現在時刻は5時20分。
とりあえず、少し入ってみたかった。

「リンク・スタート」

こうして少年は
『ゲームであっても遊びではない』
世界に足を踏み入れた。

これは、<銀ノ月>と呼ばれる少年の物語。
前書き [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ