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ナギの親友物語
3話
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分ったのか、アルがそんな事を言ってくる。此処はぜひ否定したいが、よく考えてみると確かに変わらなかった。
「アレン悲しい」
「貴方がそんな事言っても気持ち悪いですよ?」
「さっきから酷くね!?」
なんだかアルが酷い・・・いや何時もか。
「そろそろ時間だ」
ガトウがそんな事を言うのと部屋のドアが開いたのはほぼ同時だった。そして入ってきたのは、渋い顔をした人だった・・・
「誰?」
「俺に聞くなよ」
どうやらナギも知らないようだ、ラカンは当然知らないとして、詠春、アル、お師匠様は知ってるかな?あ、驚いた顔してる、これは知ってるな。
「協力者は貴方だったのですか!?マ、マクギル元老員議員!?」
嫌だからだれだよ!でも老員議員は知ってるぞ。確か偉い人だ!
「いや、わしちゃう」
じゃあ、本当に誰だよ!?ガトウも「えっ!違うの!?」みたいな顔してるし!
「今回はあちらのお方だ」
そう言ってマクギルが顔向けた方向にはフードを被った人がいた。また誰だよ・・・
「ウェスペルタティア王国・・・アリカ王女」
「まじかよ・・・」
流石の俺も知ってる、本名アリカ・アナルキア・エンテオフュシア、ウェスペルタティア王国の王女だ。予想外の登場人物にアル達も驚いている。流石のラカンとナギもこの人は知ってるだろ。
 あ!ラカンが話しかけた。女王に話しかかえるなんて中々勇気があるな。
「気安く話しかけるな下衆が」
之はキツイ!流石のラカンもこれは落ち込むかな?アルに慰めて貰ってるし。
「なぁ、アル、下衆ってなんだ?」
まさかの下衆の意味が理解できないとは!恐れ入ったぜ!
「こりはまた面度な人だな、ナギ。」
「・・・」
「ナギ?」
ナギが俺の話を無視するので隣のナギの顔を見てみたらナギはアリカ姫の方を見て固まっていた。どうしたんだ?なんかラカンはその姿を見てニヤニヤしてるし。
あ!ナギが話しかけに行った!おい!ナギ止めとけ!俺の願い空しくナギはアリカ姫に話しかけた。
あれ?なんだ普通に話してるじゃん。なんだよラカンが失礼だっただけか?
「しかしよ、ウェスペルタティアの王女ってことは」
「アスナちゃんの姉ってことだろ」
ラカンが言おうとしてる事は俺も予想が付いてる。
「姫子ちゃんのことは・・・話しにくいみたいだった。」
アリカ姫・・・巨大勢力に挟まれて翻弄された哀れな女王・・・自ら戦争を止めようとして、力及ばず俺達に助けを求めにきた。
「俺はてっきりマフィアかなんかかが作った組織だと思ってたんだがな」
「ええ、私もそう思ってましたよ、ですがこれは思った以上に根が深い・・・」
流石のアルもお手上げの様だ。だが此処で諦める俺達じゃない!!休暇中に「完全なる世界」についてアル達が独自の内定を開始した。
悔しいが俺とあのバカ二人は調査と
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