暁 〜小説投稿サイト〜
Element Magic Trinity
終わる、そして、始まる。
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そして天馬のレン、蛇姫のシェリーはというと―――――

「てか・・・あれ、放っておいていいの?」
「仲よしー」
「できてぇる」

ルーシィとルー、ハッピーは呟いた。
その視線の先には、

「と・・・とっとと帰りなさいな」
「さ・・・さみしくなんかねえからな」
「シェリー!」
「レン!」

少しいい感じになっているシェリーとレンがいた。
どうやらクリスティーナを浮かべていた際に進展があったよう。
そんなこんな色々ありながらも、彼らはギルドへと帰っていった。








そしてもう1つ。
ルーシィの手元には、新しく3つの鍵がある。

「エンジェルが捕まって契約が解除されたんだ」
「うんうん」
「「ピーリッピーリッ」」
「ウィーアー、そんな訳でオレっちとしてはアンタに新しい所有者(オーナー)になってもらいてえ」
「ダメでしょうか」

双子宮のジェミニ、天蝎宮のスコーピオン、そして白羊宮のアリエス。
エンジェルと契約していた星霊、その中でも世界に12個しかない黄道十二門の鍵の星霊はルーシィに契約を願い出たのだ。

「黄道十二門の星霊が一気に3()も・・・!?」

まさかの出来事にルーシィは目を見開く。
が、スコーピオンはルーシィの言葉に引っかかりを覚えた。

「人?オレっち達の数え方は“体”だぜ、ウィ?」

そう。
本来星霊は1体2体と数えるのが普通だ。
ナツ達に星霊の説明をしたルーシィもハッピーにそう教えていたはず。
その指摘にルーシィは照れくさそうに笑った。

「あ・・・うん・・・それ、止めたんだ。ロキとか人みたいでしょ?何か・・・物みたいに数えるの、抵抗出来ちゃって・・・」

星霊思いのルーシィらしい理由。
その言葉に、アリエス達は顔を見合わせ笑った。

「よろしくお願いします、オーナー!」
「うん!こちらこそよろしくね。スコーピオン、アリエス、ジェミニ」









化猫の宿(ケット・シェルター)からハルジオンの港へ。
そしてそこからマグノリアへと向かい、ナツ達はギルドへ到着した。

「・・・という訳で、ウェンディ、シャルル、アラン、ココロを妖精の尻尾(フェアリーテイル)に招待した」
「「「よろしくお願いします」」」

ギルドに帰って来るなり事情を説明し、エルザはウェンディ達を紹介する。
紹介された3人はペコリと頭を下げた。

「かわいーっ!」
「こっちの男の子も素敵だよー!」
「ハッピーのメスがいるぞ!」
「みんな、おかえりなさい」
「おジョーちゃん達、いくつ?」

新しい仲間の加入に、これ以上ないくらいに騒ぐメンバー達。

「マスター」
「うむ、よくやった。これでこの辺り
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