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ゲルググSEED DESTINY
Another2 結婚式 後編
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――――前回までのあらすじ――――

『アスランとカガリを結婚させ隊』(イザーク等命名)が結成され、アスランとカガリを除く大勢が協力することによって彼らは同じプラントにやって来る。

ルドルフの暴走を抑えるアレック
イザークと共に駆け、時間を調整するために働き続け、睡眠不足で倒れるディアッカ
一人会議中にはぶられ、混乱するシン
アスラン尾行中に不審者と間違えられ、危うく警察の御用になりかけたショーン
突如、経営難に陥る珈琲喫茶店~虎~(単純に知り合いの客がこの計画に参加して忙しいだけ)
脅しに屈し、再び過労死の危機に恐怖するサングラスをかけた男性

次々と犠牲者を出しながらも、何とか彼らはアスランとカガリを同じプラントに居るという状況を作り出したのだった。
そして今、アスランとカガリを出逢わせ、プロポーズさせるための計画が始まる!






「なあ、なんか色々とあらすじおかしくないか?」

「何いきなりわけ分からないこと言ってるの?」

何故か頭の中でテロップのように流れたあらすじが聞こえたシンは思わずツッコミを行うのだが、傍にいたルナマリアは幻聴でも聞いたのかといった表情でシンを一瞥した後、目的の為に作業を再開する。
彼らは今、ホテルの最上階にあるレストランの制服を着て従業員となっていたのだ。
無論、入り込んだ方法はコネと金だ(一応面接を行ってシンとルナマリアなら大丈夫だという太鼓判は押されている)。
アスランとカガリは予定通り上手くいけばこのレストランで会う事になる。その場合、二人はばれないようにアスランとカガリをフォローしなくてはならない。
シンの方は髪型を変え、カラーコンタクトをしていることで攻撃的な少年というイメージからがらりと変わっている。ルナマリアの方もウィッグを付け、ウィッグの後ろを縛り、紳士服を着こなしているので長髪の男装の麗人といった風体だ。
二人ともアスランに注視されても、あっさりとばれる事はないだろうといったレベルの変装であり、準備は万全といえた。

「来たわよ、まだカガリさんだけみたいね?」

先にやってきたのは予想通り、先にホテルにチェックインしていたカガリとキラだ。計画通りキラがカガリを連れてきたのだろう。

(何だ?今、計画通り――――って所で凶悪な笑みを浮かべたような気が……?)

「シン、何やってるの?早くグラスを持って行くわよ」

「あ、悪い……じゃなかった、申し訳ございません」

「従業員の私に言ってどうすんよ!」

緊張して接客の態度でルナマリアに接するシンに怒る。その間にキラとカガリは席に着いた。

「で、何を企んでるんだ?」

「え、何の事。企むって何を?」

席に着いたカガリは直球でキラに尋ねる。ここで焦ってはな
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