原作前
黒猫と白猫
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今日はアリサとデパートに行って買い物をしています。
「イッセー、次は服屋に行くわよー。」
「はーい。」
という感じで連れ回されています。
2時間もアリサの服選びをしています。本当に長いですね。女性の買い物は!ちなみに女性用の下着も選ばされその時の女性客の視線がとても痛かったです。
となんだかんだありましたが買い物が終わり公園を通って帰宅している最中です。
「にゃ〜」
「んっ?」
「猫みたいな鳴き声が聞こえなかった?」
「ああ、俺も聞こえた。向こうの草むらからじゃないか?」
でもなんで声が弱々しいんだ?
と考えていると黒猫と白猫を見つけた。
黒猫は見た感じ怪我をしているようには見えなかったが、白猫は体のいろいろな場所から出血をしている。
「・・・この猫たちを保護しないか?このままだとヤバいだろ。」
「そうね。たしかに。保護しましょうか」
黒猫と白猫に近づいて保護しようとすると・・・
「にゃあ!!」
まるで俺たちを警戒するかのように、黒猫が白猫の前に立ち威嚇してきた。
だが、力尽きてしまったのか黒猫も倒れてしまった・・・。
「急いで帰るぞ、アリサ」
「そうね。」
黒猫と白猫を連れて家まで走って帰った。
☆★☆★☆★☆★
〜帰宅〜
二匹の猫が泥や血で汚れていたので、お風呂に入れて汚れを落としてあげた。
でも、なぜ猫があんなに傷ついていたんだ?
何者かに襲われたのか?
でもな・・・
あの二匹の猫は育てた方が良さそうだな。アリサに聞いてみるか。
「アリサ。」
「何?」
「あの二匹の猫を育てないか?少し心配なんだよ、ダメかな?」
「別にいいわよ。」
「ありかとう、アリサ。そういうところも好きだよ。」
そう言うとアリサは頬を赤く染めていた。
その後、夕食を食べて、風呂に入り、二匹の猫とアリサと一緒に就寝した。
☆★☆★☆★☆★
〜翌日〜
あれ?体が動かないぞ。なんか胸のあたりが思いなと思って見てみると・・・
「すぅすぅ・・・」
俺の上に乗って気持ち良さそうに寝ているスタイルのいい女性がいた。
「うぁぁぁぁああああ」
「どうしたの?こんな朝早くに・・・
って何でイッセーの上に女が乗ってるのよ!私のイッセーに!!」
「俺も知らん、てか耳と尻尾が生えてないか?」
「耳と尻尾ってまさか・・・」
「「昨日の猫かっ!」」
「うるさいにゃあ」
おっと起こしてしまったようだ。
「一応聞くがお前は誰だ?」
「昨日助けてもらった黒猫にゃん
そして、この子が白猫にゃん。
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