暁 〜小説投稿サイト〜
とある委員会の委員長 番外編〜STB編〜
神々の古代兵器
第二話
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くない。」
「そんな。待ってくれ!」
「じゃあね。おじさん。」
僕は空間移動(テレポート)をしてあの場所から離れてきた。
僕の憶測だと生存者はいないはず。

次の日のニュースであの研究所の名前が上がっていた。
研究者たちは研究中の事故のによる感電死でその場にいた全員が事故死と言うことで片付けられていた。



「歩くん。私は研究者である以前に一人の人間として歩くんを見ています。これから歩くんを道具みたいに使う人が現れたときは私が許しません!」
なんでだろう。
すごく嬉しい。
科学的な根拠はなにもないというのに。
「・・・姫柊さん。」
僕は姫柊さんに抱きついた。
僕の年齢からするにまだ甘えたい年頃なんだと、無理に理由を探していた。
「姫柊さん。お願いがあるんだ。」
「なんですか?」
「僕の前から消えないで!」
なんだか告白みたいで恥ずかしい。
でも言わずにいられなかった。
「歩くん。恥ずかしいので離れてもらえますか?」
「いや。」
離れたくないけど何時かは離れなければならない。
なら抱きつけるときはおもいっきり抱きついておかないと。
「歩くん。そろそろ授業が始まっちゃいますよ。」
「もう少しだけ。」
なんでだろう。
こうしているとなんだか幸せな気分になってきた。



「授業をサボって屋上で抱き合っているとはいいご身分だな。」
まさか空隙の魔女に見つかるなんて。
僕も甘かった。
まさか空隙の魔女がここの教師をやっているなんて。
一生の不覚だ〜。
「攻魔師同士で何を考えていたのかじっくりと聞かせてもらおうか!」
不味いな〜。
逃げても捕まるし、どうすれば?
「南宮先生。私が悪いんです。私が幼少の話を聞いてほしいなんていってしまったから。」
!!!
「何を言っているのさ。元々は僕のわがままが原因なんだから。」
そう。
僕は授業のことを分かっていて、姫柊さんと一緒にいたくて残ってもらったんだから。
「空隙の魔女。僕が知っている情報はなんでも教えます。だから姫柊さんには・・・僕の友達は返してあげてください。」
「ちょっと待ってください。あゆ「いいだろう。」・・・南宮先生。それなら私も。」
「転校生は今すぐ教室に戻って授業を受けろ。」
結構厳しい人なのかな?
驚きだね!
あっ。ヤバイや。
もし空隙の魔女と二人っきりで話をしたなんていったらしず姉に何て言われることか。
「それから孤独な死神。学校では南宮先生と呼べ。」
「はい。ですが僕からもお願いが。」
「なんだ。」
「なるべく孤独な死神と呼ばないでください。」
「そうか。木原。行くぞ。」
どのにつれていかれるやら。
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