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MS Operative Theory
MS戦術解説
砂漠戦A
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??砂漠での活動のために開発されたMSとその戦術??

 海などの水圏で活動するために水陸両用MSがあるように、砂漠という特殊な環境に適応したMSや機材なども開発された。当初は「砂漠用」というカテゴリではなく、陸戦用に分類されていた。

 最初期の陸戦用MSとしてジオン公国軍が開発したMS-06J(ザクUJ型)が知られるが、本機は陸上において高い運用性を証明したものの、砂漠などの特殊な環境ではその機能を十分に発揮するとは限らなかった。そのため、より砂漠での運用に特化したMS-06D(ザク・デザートタイプ)が開発された。

 その後、MS-07B(グフ)やMS-09(ドム)、そしてドムの発展型であるMS-09F/TROP(ドム・トローペン)、MS-09G(ドワッジ)などの砂漠での運用に特化した機体が出現した。これらの機体と同時にMS-06D用ジェット・スキーやザクタンカーなど、砂漠での機動力の向上や移動距離の延長を目的とした装備も見られた。

 また、砂漠用MSの強固な防塵性能や冷却性能、そしてオプションの仕様により、砂漠での戦いに適応した戦術が考案されることとなった。



??砂漠戦におけるMSとオプション装備??

 砂漠は寒暖の差が激しいだけでなく、砂塵による稼働不全などが起こりやすく、MSなどの精密機械によっては過酷な環境と言える。しかし、それらを克服すると共に、特殊な環境を利用するために開発されたMSや装備が存在する。

 それらは主に一年戦争時に開発され、第一次ネオ・ジオン戦争時まで使用されたが、それ以降はMSの多機能化により、姿を消していった。なお、ザンスカール戦争時のアフリカ戦線において、砂漠用MSが使用されたと言われるが詳細は不明である。


■MS

 砂漠用MSが通常の陸戦MSと異なる点は防塵処理委の徹底化と冷却機能の強化が施されている点である。特に防塵処理は関節部やエア・インテークなどに重点的に施されており、機体の冷却は装甲形状の変更や動力パイプを外部に露出させることで対応している。


●MS-06D(ディザート・ザク)

 ザクUJ型をベースにして開発された砂漠用MS。数十機が生産され、そのすべてがアフリカ戦線に配備されたと言われる。ランドセルに大型のラジエーターを搭載することで、冷却問題をクリアしている。


●MS-09F/TROP(ドム・トローペン)

 ドムのバリエーションではなく、YMS-09D(ドム・トロピカル・テストタイプ)の発展期とされる。砂漠を含む、熱帯での運用を主眼に開発され、そのほとんどがアフリカに送られた。機体の各所に予備兵装用のラッチを持つ。


●MS-09G(ドワッジ)

 ドムの最終量産型。腰部にプロペラントを増設するなど、活動
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